今週は2021年最後の週だった。また同時に週末には2022年が明けた。年末の週とあって金融市場には材料があまり多く出ず、株式市場は比較的平穏な1週間で終了した。
今週は2021年最後の週となった。そして週末の土日はすでに2022年が明けた。東証は30日木曜までの4営業日のみ、そして27~28日はキリスト教国の多くが25日のクリスマスと26日のボクシングデーの振替休日で、株式市場も休場した。
全体的に年末の閑散市場となり、株式市場にはあまり大きな動きがなかった。今週も各国の経済指標は発表されたものの重要な指標はあまりなかった。また年末のため主要国の政策金利発表もなかった。
今週発表された数少ない経済指標の中で比較的重要だったのは、30日発表の米新規失業保険申請件数。こちらは予想の20万8000件に対し、発表は19万8000件で予想を下回る良好な数字だった。
今年最後の週のため東京株式市場にもあまり動きがなく、27日月曜には小幅下落した日経225平均は28日火曜に393円上昇。しかし29~30日も小幅な下げが続き、週足ではわずか9円高だった。今年の終値28,791円は、バブルの頂点だった1989年末以来32年ぶりの高値となった。
NY株式市場では27日にはダウ工業平均が351ドル上昇。だが28~31日は全て2桁の小幅な変動に留まり、週足では388ドル高。年の終値としては昨年より19%上昇し史上最高値となった。
先物市場では堅調な需要見通しから今週も原油が上昇。週明け時点では73ドル台だったNY原油は、27日夜に2~3ドル急騰。その後週の後半には一時77ドルをつけたが、終盤になって下げ終値は75ドル台だった。
先週は大きく上昇したシカゴ小麦は、週明け27日には1ブッシェル=8.2ドルを突破。だがその後は南米の産地であるブラジルとアルゼンチンで天候が改善されるとの見通しから下げが続き、週の終値は7.7ドル台だった。
為替市場では米金融引き締め観測を受けて今週も円安・米ドル高が進行。オミクロン株発見で急落した11月26日以来となる1ドル=115円台をつけた。
12月21日未明のトルコ政府による奇策発表以来大変動が続くトルコリラだが、米ドル/トルコリラは1ドル=11リラ付近から今週をスタート。その後は一貫して米ドル高・リラ安が続き、週の終値は13.3リラと週明けから20%もリラが下落。再びリラが暴落する懸念が高まった。
来週は2022年最初の週となる。東証は3日月曜はまだ休みで、4日火曜に大発会がある。また3日月曜にはトルコの12月消費者物価指数が発表され、5日水曜には米12月ADP雇用統計、7日金曜には12月雇用統計が発表される。新年最初の週からかなり重要な発表が多い週となる。
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