今週は政策金利の発表が非常に多かったが、ほとんどはほぼ予想通りの発表内容だった。しかしトルコだけは大幅利上げが予想されていたにも関わらず利上げ幅が予想より小さかったため、発表後にトルコリラが暴落した。
今週は政策金利の発表が多く、ほとんどの発表は22日木曜前後に集中した。まず22日の未明にブラジルが発表し、13.75%のまま据え置きだった。
その後の政策金利発表をまとめて書くと、スイスは0.25%(予想0.25%)の利上げで1.75%、ノルウェーは0.5%(予想0.25%)の利上げで3.75%、イギリスは0.5%(予想0.25%)の利上げで5%、フィリピンは据え置き(予想据え置き)で6.25%、インドネシアは据え置き(予想据え置き)で5.75%、そしてメキシコは据え置き(予想据え置き)で11.25%だった。
以上の7ヶ国はほぼ予想通りの発表だったが、22日午後8時のトルコの政策金利は大波乱となった。5月に大統領選が終わりエルドアン大統領が再選されたことで、トルコ中銀が今後も利上げをしないとの見通しが広がり直後の1~2週間はトルコリラが暴落。
リラの暴落を止めるために、今回の金利発表では特大幅の利上げを行うと予想されていた。予想の中央値は11.5%の利上げだったが、発表はサプライズでわずか6.5%。政策金利は15%とされた。
政策金利に比べて経済指標は重要な発表が少なかったが、23日金曜朝には日本の5月消費者物価指数が発表され生鮮食料品を除いた数字で予想の前年同月比+3.1%に対し発表は+3.2%だった。
先週米FRBが政策金利を発表し、その後パウエル議長が今年あと最低2回の利上げを行うと明言したことから、利上げ警戒感が広がり今週の株式市場は軟調な1週間となった。
19日月曜が休場だったNY株式市場は、20~23日にかけてダウ工業平均が小幅ながら4日連続下落。週足では572ドル安で、先週から数えると5営業日連続下落となった。
また先週は急上昇した東京株式市場も今週は調整が入った。先週の16日金曜に33,772円のバブル後最高値をつけた日経225平均は、19日には最高値をわずか13銭更新。しかしこの日は後場に下落して336円安で終了した。
20・21日は小幅に反発したものの、22日には再度下落し23日にはまたも後場に暴落。この日の高値と安値の差は約1,000円にもなり、週足では925円安の暴落だった。
為替市場ではすでに述べたようにトルコの利上げ発表後にトルコリラが暴落した。政策金利発表前の19~21日は1ドル=23.5リラ付近で横ばいだった米ドル/トルコリラは、予想より小さい利上げ幅を受けて発表後にリラが暴落して週末までに一時25.5リラを超えた。
対円でも同様で、政策金利発表前の3日間は1リラ=6.05円付近だったトルコリラ/円は、政策金利発表後に暴落して一時は5.6円のリラ史上最安値をつけた。
海外の利上げ長期化見通しから今週は円がトルコリラ以外の多くの通貨に対して下落。米ドル/円は週明けは1ドル=141円台にあったが、週の終了間際には昨年11月以来の円安となる143円台後半をつけた。
ユーロ/円も同様で週の開始時には1ユーロ=155円付近だったが、週を通して円安・ユーロ高が続き一時は2008年以来となる156円台後半をつけた。
来週の政策金利発表はスウェーデンのみで少ない。しかし重要な経済指標の発表は今週より増え、30日金曜にユーロ圏の6月消費者物価指数やアメリカの5月個人消費支出のPCEデフレーターが発表される。これらの発表内容次第で今後の利上げ見通しが変わると予想される。
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