30日にアメリカのGAFA4社が揃って4~6月期決算を発表し、アルファベット以外の3社は増収増益という結果だった。COVID-19のパンデミックによるロックダウン期間中の決算だったはずだが、これら巨大IT企業にはあまり関係なかったようだ。
アメリカのいわゆる「GAFA」、つまりGoogle(決算発表はその親会社アルファベット)、Amazon、Facebook、Appleの巨大IT企業が、30日に揃って4~6月期の決算を発表した。
なおもともと30日に発表する予定だったのは3社で、Facebookは29日の予定だった。ところが米下院が29日に公聴会を開き、GAFAの経営者を召喚。そのためにFacebookが発表を1日延期し、30日に4社すべて発表することとなった。
まずFacebook(銘柄コード:FB)の決算から述べると、売上高は前年同期の169億ドル(約1兆7500億円)から11%増の187億ドル(約1兆9500億円)だった。市場の予想は174億ドル(約1兆8000億円)なので、それを上回った。
純利益は前年同期の26億ドル(約2700億円)からほぼ倍増し52億ドル(約5400億円)、EPS(1株あたりの利益)は市場予想の1.39ドルを上回る1.80ドルだった。
FacebookのMAU(月間アクティブユーザー数)は前年同期比12%増の27億人、DAU(日間アクティブユーザー数)は同12%増の18億人だった。
次にiPhoneのApple(銘柄コード:AAPL)だが、売上高は前年同期の538億ドル(約5兆6000億円)から11%増の596億ドル(約6兆2500億円)と、市場予想の523億ドル(約5兆5000億円)に反して増収だった。
純利益は前年同期の100億ドル(約1兆500億円)から11%増の113億ドル(約1兆1500億円)、EPSは市場予想の2.04ドルに対して発表は2.58ドルだった。
製品別に見ても、最近はやや頭打ち気味なiPhoneの売上高が前年同期比2%増の264億ドル(約2兆7000億円)と増加していた。
なおAppleは毎年9月にiPhoneの新機種を発表・発売している。しかし決算発表の場でCFO(最高財務責任者)が、今年はパンデミックなどのために進行が遅れ、新機種の発売が10月にずれ込むと述べていた。
好調な決算発表を受け、FacebookとAppleの株はNY株式市場の時間外取引で上昇している。30日に234.50ドルで取引を終えた同社の株は、時間外市場で約7%高い250ドル付近で推移。
またAppleも同様で、30日を384.76ドルで終えた同社の株は、31日のNY株式市場開始前の時間外市場で約7%高い410ドル付近で取引されている。
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