現在はやや地位を落としているが、かつては仮想通貨ランキングで3位と4位につけていたリップルとライトコイン。米では今月になってそれらのETFが相次いで申請された。ビットコインやイーサリアムのETFに続く市場の下支えになれるだろうか。
2017年後半に最初の仮想通貨ブームが起こった当時、仮想通貨の時価総額ランキングは1位ビットコイン(BTC)、2位イーサリアム(ETH)、3位リップル(XRP)、そして4位ライトコイン(LTC)となっている時期が多かった。
当時リップルとライトコインはビットコインとイーサリアムに続くメジャーな仮想通貨だったのだが、その後テザー(USDT)やソラナ(SOL)など他の仮想通貨が台頭。2024年10月16日現在リップルはランキング7位、ライトコインは21位と当時よりかなり下がった。リップルは2020年末以来続くSEC(証券取引委員会)との訴訟が、価格上昇の妨げとなっている感もある。
とはいえ今月になってこれら2通貨にとってプラスになる動きがあった。アメリカではこれら2通貨のETFが相次いで上場申請されたのだ。仮想通貨のETFはアメリカでなかなか承認されなかったものの、去年申請された複数のビットコインETFが今年1月についに承認。
ここから仮想通貨ETFの時代が始まり、その後申請されたイーサリアムのETFも7月から取引が開始された。また時価総額でリップル・ライトコインより大きいソラナのETFが7月に申請された。
そして10月になってリップルとライトコインのETFが申請。リップルのETFは10月2日に申請されたが、申請元は1月に承認されたビットコインETFの運営元でもあるBitwise(ビットワイズ)という企業。
このETFの名前は「Bitwise XRP ETF」というシンプルな名前で、4文字程度の証券コードはまだ決められていない。本来であればETF申請の情報が流れればリップルにとって買い材料だったのだが、この日偶然にもSECによる控訴の情報も流れたことでリップルのレートは上昇せず逆に下がってしまった。
そして約2週間後の15日になって、今度はライトコインのETFが申請された。申請したのは比較的最近立ち上げられた、Canary Capital Group(カナリー・キャピタル・グループ)という企業。
こちらは「Canary Litecoin ETF」という名前で、上記のリップルETFと同じく「企業名 通貨名 ETF」を表す言葉を並べた名前となっている。リップルの方と同じくコードはまだ決まっていない。そしてCanary社はこの数日前に、Bitwiseに続いてリップルETFを申請していた。
15日日中は10,000円前後で推移していたライトコインだが、ETF申請の報道が流れると上昇して16日朝方には一時10,800円を超えた。
申請されたは良いが、リップルの方はSECとの裁判がまだ完全に終わっていないことから、ビットコインやイーサリアムと比べて申請が承認される可能性は低いのではと懸念されている。リップルとライトコインETF申請の今後の展開に要注目だ。
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