東証が先週21日に、来年11月5日から株式市場の終了時刻を現在の午後3時から3時半に変更と発表。これまで5時間だった取引時間を5時間半に延長する。終了時刻の変更は1954年以来実に70年ぶりとなる。
東証が先週21日に、来年・2024年(令和6年)11月5日から株式市場の終了時刻を30分繰り下げると発表した。現在は終了時刻が午後3時だが、それを3時半とする。なお来年11月5日は火曜日で、4日月曜は振替休日なので5日が週の開始日となる。
現在の東証は前場が午前9時から11時半の2時間半、後場が午後0時半から3時までの2時間半で、計5時間の取引となっている。それを30分拡大し、前場・後場合わせて5時間半にする。
東証の取引時間変更は2011年11月以来13年ぶり。終了時刻の変更となると1954年3月以来実に70年ぶりとなる。
これまでの東証の取引時間の歴史を見てみよう。戦後東証が再開されたのは1949年5月。その直後の取引時間の記録は東証のサイトにも残っていないが、1950年9月からは前場が午前9時から11時の2時間、後場が午後1時から2時の1時間。合計でもわずか3時間だったとの記録が残っている。
1954年3月には後場を1時間延長して午後1時から3時までの2時間とした。これが戦後の東証で唯一終了時刻を繰り下げたケースとなった。
1991年4月には後場の開始時刻を午後0時半に変更。これで前場・後場の合計取引時間は4時間半となった。そして2011年11月には、前場の終了時刻を30分遅らせて午前11時半とし、現在に至る。
東証はだんだんと取引時間を拡大していっているが、これは世界のスタンダードに合わせることを目的としていると思われる。NY株式市場は午前9時半から午後4時までで、昼休みはなく6時間半ぶっ通しで行われる。NY以外にも現在の東証より長い取引時間の株式市場は多い。
そして株式市場の取引時間が30分間延長されるならば、先物市場の時間も延長される可性は高い。というのも大阪取引所が現在扱っている先物には、日経225先物など株価指数に連動したものもあるからだ。
現在の指数先物や商品先物の取引時間は、日中が午前8時45分から午後3時15分で昼休みはなく6時間半。夜間は午後4時半から翌午前6時までの13時間半。合わせると20時間でほぼ24時間取引になる。
しかし来年11月に東証の取引時間が延長されたら、先物の日中終了時刻も30分繰り下げられて午後3時45分になるのではないか。そうなると夜間を合わせた取引時間は20時間半にもなり、ますます24時間に近づく。
株式のデイトレーダーは長年午後3時でトレードを終わらせる生活をしてきたと思われるが、来年からは3時半までやるトレーダーが増えるだろう。
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