来週は日米を含む8ヶ国が政策金利を発表する政策金利発表ラッシュの週となる。日米は基本的には金利据え置きが予想されているものの、サプライズが出る可能性もゼロとは言えない。
来週は日本とアメリカを含む8ヶ国が政策金利を発表する政策金利発表ラッシュの週となる。各国の発表日程と予想される発表内容を確認してみる。
まず19日水曜の正午頃には日銀が政策金利を発表する。日銀は前回・1月の会合で金利を0.5%に引き上げたばかり。トランプ大統領からは円安是正を要求する発言があったものの、今回2会合連続の利上げを発表するとは考えにくい。
また今週14日にはすでに「トランプ政権の関税政策の影響を見極めるため、日銀は19日の発表では据え置きが濃厚」との情報も出ており、今回は据え置きの可能性が高い。むしろ注目材料はその後の植田総裁の会見などで今後の金融政策についてどのような言及があるかになる。
次に20日木曜の午前3時にアメリカが政策金利を発表する。アメリカは昨年終盤に3回利下げを実施したものの、今年1月はトランプ政権の政策の影響を見極めるために据え置きとした。そして今回も据え置きが濃厚と見られているが、サプライズの可能性もゼロではない。
同じ日の午前6時半にはブラジルが発表し、政策金利を1%引き上げて14.25%にすると予想されている。ブラジルはインフレ再燃のために去年から今年にかけてすでに4回連続で利上げを発表しており、今回発表すれば5回連続となる。
20日の午後5時半にはスウェーデンの発表が予定されており、2.25%のまま据え置きが予想されている。スウェーデンは昨年夏から今年1月まで5回連続で利下げを発表してきたので、今回据え置きなら6会合ぶりとなる。
スウェーデンと同時刻にはスイスの発表が予定されており、0.25%の利下げで政策金利を0.25%にすると予想されている。スイスは日本と並んで超低金利政策を行っている数少ない国の1つ。
同じ日の午後9時にはイギリスの政策金利発表があり、4.5%のまま据え置きが予想されている。
また時刻は未定だがこの日の夜には南アフリカの政策金利発表があり、7.5%のまま据え置きと予想されている。金利発表が2ヶ月に1回の南アフリカは昨年後半から今年1月にかけて3回連続で利下げを発表してきており、今回据え置きなら4会合ぶりとなる。なお時刻は未定だが、通常南アフリカの政策金利は日本時間の午後10~12時に発表される。
そして21日金曜の午後7時半にはロシアの政策金利発表が予定されており、21%のまま据え置きが予想されている。
以上が来週発表予定の8ヶ国の政策金利になる。最も注目度が高いのはアメリカ、次に日本と思われ、発表内容次第では為替をはじめ金融市場が大きく動くこともありえる。
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