最近またエヌビディア株が力強く上昇しており、2日のNY株式市場場中に時価総額は4兆6000億ドルを超えた。今年7月9日に世界初の4兆ドル企業となった同社は、早くも5兆ドルが視野に入ってきた。
2022年11月にChatGPTがリリースされて以降、AI(人工知能)が世界で爆発的に普及している。すでにChatGPTと同格の有用なAIは数多くあり、日本だけでも2,000万人がAIを利用していると言われる。
AIの普及によってAIに必要な半導体を開発・販売するエヌビディア(銘柄コード:NVDA)の業績や株価が爆発的に伸びた。ChatGPTリリース直前の2022年11月には15ドル(2024年6月の10分割調整後)だった株価は、2025年10月2日現在で180ドルを超えており12倍以上にもなった。
株価の高騰によってエヌビディアの時価総額も膨らみ、今年7月9日には世界で初めて4兆ドル(現在のレートで約588兆円、以下同じ)を超えた企業になった。数年前はアメリカの株式市場で最も勢いと時価総額のある5社をまとめてGAFAMと呼んだことがあったが、最近はそこにエヌビディアとテスラ(銘柄コード:TSLA)を加えた7社をまとめた「マグニフィセント7」という言葉が使われることの方が多い。
マグニフィセント7の中でも最初に4兆ドルを達成した企業として、すでにエヌビディアは名実ともに世界一の株式銘柄になっている。そして4兆ドルを超えても株高は止まらず、10月2日のNY株式市場場中には株価は189ドルを超え、時価総額は4兆6000億ドル(約676兆円)を超えた。
このまま株価上昇が続けば、世界初の5兆ドル(約735兆円)企業も視野に入ってくる。4兆ドルから4兆6000億ドルまで約3ヶ月で到達していることを考えると、5兆ドルもそう遠くない将来に達成できる可能性がある。
2025年が始まってから現時点までに、エヌビディアの業績に対する懸念材料は多く出た。トランプ政権成立直後の1月末には、中国のDeepSeek(ディープシーク)が高額な半導体を必要としない高性能AIを発表。このAIが普及すればエヌビディア製品は必要とされなくなるとの懸念が浮上した。
DeepSeekの発表直後にエヌビディア株は1日で17%も暴落したが、その後は回復基調に乗りまた最高値を更新するようになった。
またトランプ政権が成立して米中対立が激化したことで、エヌビディアの半導体が中国で販売できなくなる恐れが出た。それに対してエヌビディアは、売上高の15%を米政府に支払うことで販売を許可してもらった。
8月末に発表された5~7月期決算は良好だったが、この問題によって将来の業績に対する懸念が高まり、発表翌日には株価が下落した。しかしこの問題も長期的にエヌビディア株を停滞させるに至らず、その後株価は上昇基調に戻った。
さまざまな障害も乗り越えて株価と時価総額の最高値を更新し続けるエヌビディアなので、5兆ドル達成もそう遠くないだろう。
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