仮想通貨が生まれて10年ほど経ち、現在では多くの通貨が世界に出回るようになった。仮想通貨の中には発行上限を設定しているものが多いが、設定せず上限なしとしているものもある。そして上限がないからといって、その仮想通貨が暴落しているわけではない。
仮想通貨は2008~09年頃に世界で生まれ普及してきたが、10年ほど経った現在ではすっかり市民権を得た感じがある。それも2017年後半に世界的ブームになったおかげだろう。2018年になって価格が暴落しブームは終わったが、仮想通貨自体はなくならずかなり社会に浸透してきた感がある。
ところで最も普及している仮想通貨がビットコインであることは疑いの余地はないが、ビットコインには2,100万枚という発行上限が定められている。通貨を乱発するとインフレになり価値が下がるのが普通なので、価値下落を防ぐために発行上限を設けている。しかしビットコインの数が2100万枚に到達するのは、西暦2140年頃と言われておりまだ100年以上も先だ。
2008~09年頃に生まれたビットコインは、約130年かけて全てのビットコインが発行され終えることになっている。しかしビットコイン誕生から現在まで10年ほどしか経っていないが、では発行量はどの程度まで増えているのか?
期間が発行終了予定までの10分の1以下しか経過していないので、単純に考えると10分の1以下と思うかもしれない。実は今年の時点ですでに1,800万枚ほど発行されており、割合で言えば86%になる。
わずか10年で86%を発行したことからわかるように、ビットコインは最初は多く発行し、時間が経てば経つほど発行量はどんどん減るように作られている。2030年代には99%が発行済となり、それから100年もかけて残り1%が発行される。
また時間が経てば発行枚数が減る仕組みに併せ、ビットコインには半減期というものがある。これは4年に1度、マイニングの報酬が半分に減らされる時期のこと。2020年には3度目の半減期を迎えるので、初期に比べるとマイニング報酬は8分の1になる。
このようにいろいろと考えられた発行の仕組みを持っているビットコインだが、仮想通貨は発行上限があるものばかりではない。2019年12月現在で時価総額ベースで2位につけているイーサリアムは、発行上限が設定されていない。
しかし実際にはイーサリアムは乱発はされておらず、価格も一定の水準を維持されている。ただこのまま上限なしだといつかは乱発される恐れもあるので、将来的には設定されるのではないかという観測もある。
ともかくイーサリアムが発行上限なしでもそれなりの価格を維持している以上、発行上限がなくても仮想通貨はその価値を維持できるようだ。むしろ一時期流行ったICO(イニシャル・コイン・オファリング)は、乱発されて価値が暴落。結果として最近ではあまり発行されずに消えていった例と言える。
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