今週は中国の第4四半期GDPや日本の12月CPIが発表された。また日本とトルコの政策金利発表もあった。その一方で米利上げ観測は根強く残り、NY株式市場ではダウが4日連続で大きく下落した。
今週はいくつか重要な経済指標が発表された。17日月曜には中国の第4四半期GDPが発表され、予想の前年同期比3.3%増に対し発表は4.0%増と予想ほど落ち込んでいなかった。
そして今週は12月消費者物価指数を発表した国が多かった。結果だけをまとめると、イギリスは前年同期比+5.4%、ドイツは同+5.3%、南アフリカは同+5.9%、カナダは同+4.8%、ユーロ圏は同+2.6%、そして日本は同+0.5%と、日本以外はインフレ率がかなり高かった。
政策金利は日本とトルコが発表。18日火曜には日銀が発表し、異次元緩和政策も併せ全て現状維持だった。その後の黒田総裁の会見では、早期の緩和縮小や利上げを否定する発言があった。
20日木曜にはトルコが発表し予想通り14%のまま据え置き。トルコの政策金利が据え置かれたのは5ヶ月ぶりとなる。
アメリカではFRBによる早期利上げ観測が高まっており、年明け以降NY株式市場は軟調な動きが続いている。17日がキング牧師の日で休場していた今週もまた、NY株は下げが続いた。
ダウ工業平均は4営業日全てで大幅下落し、先週から数えて6営業日連続安。今週1週間の下げ幅は1,646ドルにもなった。またIT銘柄が多いNASDAQ総合指数の下げ率はダウを超え、今週1週間で7.5%安。
NASDAQは下げ幅では1,125ポイントとなったが、これは歴史的大暴落のあった2020年2~3月時を超えて史上最大の週足下げ幅となった。2020年当時は2月24日の週が1,009ポイント安、1週飛んで3月8日の週が701ポイント安、3月15日の週が995ポイント安と、全て今週よりも下げ幅では小さかった。なお下げ率では3月15日の週が13%安なので今週より大きい。
アメリカの下げに比べると、日本の株式市場はまだ持ちこたえた方だった。日経225平均は19日水曜に790円も下げたものの、他の4営業日は小幅な上下に終始。週足では811円安だった。
今週は仮想通貨市場も大きく崩れた。17日朝時点では500万円だったビットコインは、特に週後半に大きく下げて22日土曜には一時400万円を割った。また他の主要仮想通貨も同様に、月曜朝時点から22日までに20~30%も下げた通貨が多い。
来週はアメリカ、カナダ、南アフリカの政策金利が発表される。アメリカは金利は据え置き予想がほとんどだが、次回・3月の発表で利上げが予想されているだけにその点についてどのような言及があるかが注目されている。
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