今週は海外の多くの国がクリスマス休暇に入り、25~26日は株式市場が休場し他の日も参加者の少ない閑散市場となった。年末の政策金利発表ラッシュは先週終了しており、今週は材料が少ない1週間だった。
今週はクリスマスの週であり、海外の多くの国は25日水曜がクリスマスの祝日、翌26日はボクシング・デーの祝日でどちらも株式市場が休場した。ただしアメリカは26日は営業日だった。またすでにクリスマス休暇に入っている市場参加者が多く、他の日も全体的に閑散市場の1週間だった。
そのような状況の中発表された重要な経済指標を見ると、23日月曜にはイギリスの第3四半期GDP改定値が発表され予想の前年同期比1.0%増を下回る0.9%増だった。同じ日にはカナダの10月GDPが発表され、予想の前年同月比+1.6%に対し発表は+1.9%と予想を上回った。また27日金曜には日本の11月失業率が発表され、予想通りの2.5%だった。
政策金利は26日にトルコが発表し、予想の1.75%利下げを上回る2.5%利下げが発表されて政策金利は47.5%とされた。トルコは昨年から今年3月にかけて政策金利を極めて速いペースで引き上げ50%とし、その後は9ヶ月間50%のまま維持してきたがついに利下げを行った。
今週のNY株式市場は24日火曜がクリスマス前日の半日取引で、翌25日は休場と3.5日のみの営業だった。そのような中、週前半は先週後半の堅調な地合が持続し、ダウ工業平均は23日に66ドル、24日に390ドル、そして26日に28ドルと3日連続上昇。しかし27日には333ドル安で終わり、週足では152ドル高だった。
一方クリスマスが休日にならない日本の株式市場は5営業日フルに稼働。そして今週は円安が進行したことで、堅調な1週間となった。日経225平均は23日に460円上昇し、24・25には小幅に上下した後26日に438円高で再度の大幅上昇。そして27日には一時場中に前日比800円高を超えた末に713円高で終わり、週足では1,580円高だった。
為替市場では、先週FOMCが米政策金利を発表した際に来年の利下げ見通しが後退していたことで円安・米ドル高が進行。1ドル=156円台半ばから今週をスタートした米ドル/円は、FRBの利下げ減速見通しを受けて緩やかに円安・米ドル高が進行。週の後半には7月以来となる158円をつけ、週の終値も157円90銭台だった。
先物市場では先週に1トン=12,900ドルの史上最高値をつけたNYココアが、今週は大幅反落した。週の始値は12,000ドル近くだったものの、クリスマスの休場がありながら営業日に急落して週の終値は10,000ドルを割って9,000ドル台。週足では20%近くの暴落だった。
来週は年末年始の週となる。東証は30日月曜が大納会で今年の取引を終了するものの、NY株式市場など海外の多くの国は31日火曜まで取引が行われる。
一方新年の東証は再来週の6日月曜が大発会だが、NY株式市場などは2日木曜から取引が行われる。いよいよ2024年が終了する。
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