2026年が明け、数日の正月休暇を経て市場は本格的に今年の取引を開始する。昨年12月に日銀が約30年ぶりに政策金利を0.75%まで引き上げたものの、円安はほとんど是正されていない。この状況では日銀は今年も利上げの継続が求められ、今のところ今年は2回の利上げを行うとの見方が多い。
2025年(令和7年)が終わり、新たな年である2026年(令和8年)が明けた。昨年の日本にとって最大のニュースの1つに、日本史上初の女性総理政権となる高市政権の誕生があった。
しかし高市総理は以前から自分が総理になったら積極財政政策を実施すると述べており、かつ日銀の利上げに反対していたことで総理が自民党総裁に選出された10月上旬から急激な円安が進行した。
円安の進行は国内の物価高につながり、さらにトランプ大統領との貿易協定で条件とされた5,500億ドルのアメリカへの投資額も円建てで膨らむなどの弊害が出る。円安の進行を受け日銀に利上げを求める声は高まり、12月に同年1月以来11ヶ月ぶりの利上げを発表した。
この時点で政策金利は0.75%となり、日本にとって約30年ぶりの金利水準となった。だが発表後の会見で植田総裁は翌年以降の利上げに慎重な姿勢を見せたことで、発表後もほとんど円安は是正されなかった。
米ドル/円レートは依然として1ドル=155~157円の円安水準にあり、またユーロ/円やスイスフラン/円は史上最高水準にある。この状況では来年も日銀は利上げの継続を求められるだろう。
とはいえ日本には他国のようにハイペースな利上げを行う余力がない。世界的なインフレになったためアメリカやユーロ圏などは2022~23年に年間で数%も引き上げるペースで利上げを行った。だが日本にはそれはできない。
そのため今年も利上げを継続するにしてもかなり緩やかなペースになる。今のところは、今年は2回の利上げを行い年末時点では1.25%にするとの予想が多い。日銀は2024年7月末に0.25%まで金利を引き上げ、その後も2025年前半と後半に1回ずつ0.25%の利上げを行ってきた。今年は年2回とすれば、これまでのペースとほぼ同じになる。
問題はそのペースでどこまで円安を止められるかだ。すでに述べたように、12月に利上げを行っても円安は是正されておらずまだ1ドル=155円以上にある。来年1ドル=160円を超えるようなことがあれば、日銀は介入を迫られる。
ここ数年間で日本は2022年に3回、24年に4回と計7回の為替介入を行ってきた。2025年は幸いなことに介入をするような状況にはならなかったが、まだ円安が続いているため今年また介入をすることになる可能性は残る。
介入だけでも円安を止められないなら、日銀は利上げの加速を求められる。そうなると日本の国債利払いが増えて財政破綻のリスクが高まるが、それでも利上げをしないといけなくなる状況に陥るかもしれない。
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