仮想通貨市場ではビットコインが好調に推移しており、今週には円建てで1,700万円を超えて最高値を更新した。他の仮想通貨も軒並み上昇しているが、その中でもリップルはかなり際立った上昇を見せており4ヶ月ぶりに400円をつけた。
ビットコイン(BTC)の価格はここ最近好調に推移している。その背景にはFRBの利下げの見通しが高まっていることや、最近米政府がバイデン政権中に仮想通貨取引所に課した報告義務を廃止したことなど複数の要因が考えられる。
理由はともかくビットコインは今週後半になって円建てで1,700万円を超えて1月につけた史上最高値を約半年ぶりに更新した。また米ドル建てでは11万8000ドルをつけ、円建てと同じく今年明け直後につけた11万ドルの最高値を大きく更新した。
そしてビットコインの堅調な動きは他の主要仮想通貨にも波及しているが、特に上昇率が際立っているのがリップル(XRP)だ。
リップルのレートは6月末時点で320円付近で、7月になっても第1週はまだあまり動かなかった。しかし6日日曜頃から急上昇し、今週後半になると上昇が加速。11日夜には一時435円をつけて5日時点の320円から35%もの大幅高となった。そして400円を超えたのも今年3月以来4ヶ月ぶりとなる。
リップルは去年秋まで数年間、訴訟のためにレートが抑えられてきた感がある。アメリカの証券当局であるSEC(証券取引委員会)が、「リップルは有価証券に該当するのに販売に際して必要な手続きを経ていない」と主張し、2020年末に運営元を提訴。
裁判は数年続き、2023年7月に最初の判決が出た後も、罰金刑の判決に控訴とまだ続いていった。その間リップルのレートは50~100円で推移し大きな上昇は見られなかった。
だが昨年11月にトランプ大統領が選挙で勝利し大統領就任が確定すると、それまでリップル訴訟をはじめ仮想通貨業界への取り締まり強化を主導していたゲンスラー前委員長は辞任を表明した。
この辞任によってリップルが暴騰し、今年明け直後には一時500円を超えた。その後3~6月には主に300円台前半で落ち着いていたが、7月になってようやく眠りから目覚めた感がある。
今週になってから新たに何らかの買い材料が出たとは観測されていないが、6月末にリップル運営元とSECの裁判がついに完全終了する見込みと発表されたことがジワリと買いを呼んでいると考えられる。
今後ビットコインや仮想通貨市場の好地合が続けば、円建て・米ドル建てともにリップルは最高値更新の期待がかかるのではないか。
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