未公開株を売買する市場として1997年から運用されてきた日本のグリーンシート制度だが、2018年3月をもって廃止され、20年あまりの歴史に終止符が打たれることになった。
不特定多数の投資家が売買できる株は、基本的には東証など公設の市場に上場されている株のみとなる。しかし未公開株の中でも将来有望と判断した株に売買の機会を与えるために、日本では1997年からグリーンシート銘柄という制度が運用されてきた。グリーンシートの「グリーン」とは、まさにこれから成長しようとしている緑の芽を意味する言葉としてつけられた。
グリーンシート制度は、日本証券業協会が将来有望で売買の価値があると思われる企業の株をグリーンシート銘柄として指定。その銘柄に対し、指定の証券会社がマーケットメーカーとして売買気配を提示し、その価格で投資家が売買できるという制度だった。
グリーンシート銘柄にはいくつかの区分がある。今後成長が期待される「エマージング」は、グリーンシート銘柄の代表的とも言える区分。それ以外の銘柄が入る「オーディナリー」。投信などが入る「投信・SPC」という区分もある。
そしてすでに廃止された区分に、地域密着型企業の「リージョナル」や、上場廃止されたが売買の必要性があると判断された銘柄の「フェニックス」というものもあった。
未公開の株を買うとしたら、将来上場して値上がりするのを期待して買うという投資家がほとんどだろう。しかしグリーンシート銘柄の現実はそう甘くなく、ここから上場を達成できたのはほんの一握りで、上場ではなくグリーンシート銘柄の指定を取り消されて終わった株がほとんどだった。
だがこのようなグリーンシート銘柄も、2018年の3月31日をもって廃止と決定された。日本証券業協会は、グリーンシート銘柄の廃止後にクラウドファンディングを通して取得した未公開株売買のための新たな市場を設置する予定だという。つまりグリーンシート銘柄の役目は終わったと言える。
実際リーマンショック後の数年は、新興市場全体がそうであったようにグリーンシート銘柄の売買も低迷していた。新興株は2003年から2006年頃にブームになり、この頃はIPOも非常に高値をつけていたものだ。
しかし2006年初頭のライブドアショックで新興株ブームは終了。その後2008年のリーマンショック後数年は、株式市場全体が低迷していた。今ではアベノミクス相場によって新興株市場もかなり息を吹き返したが、一時の低迷が今回のグリーンシート銘柄廃止の決定に影響したと考えてもおかしくはない。
グリーンシート銘柄は歴史的役割を終えて来年3月に終了する。しかしまた新しい未公開株売買のための市場が創設されるなら、そちらにも期待してみよう。
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