今週になって短文投稿サイトのTwitterが独自トークンを開発しているのではないかという情報が流れた。流れた情報はごくわずかでまだ多くはわからないが、これが実現されれば大手IT企業による独自トークンの成功例となる。
テスラのイーロン・マスクCEOは、短文投稿サイトのTwitterを10月末に買収。この買収は金額が日本円にして数兆円の超大型買収であり、また企業ではなく個人が買ったという点で世界的な話題になった。
そして単なる買収ではなく、マスク氏は買収後にTwitter従業員の半分以上を解雇したり、あるいは以前停止されていたトランプ元大統領などのアカウントの停止を解除したりと運営方針を大きく変えたことでまた話題を振りまいている。
そしてここにきてTwitterでまた大きな話題が出た。今週になってTwitterが独自のトークン「Twitterコイン」を開発しているのではないかという情報が流れたのだ。この情報は断片的なもので、詳しいことはまだわかっていない。しかし本当にそのようなトークンが実現したら、Twitterのサービスは大きく変わるかもしれない。
これまで出た情報では、TwitterコインはあくまでTwitterのサービス内で使えるトークンに留まるのではないかとされる。つまりTwitterのユーザー同士で送金し合ったり、「投げ銭」ができるようになる。現在Twitterの投げ銭はビットコインなどに対応しているが、それを独自トークンのTwitterコインでできるようになる。
このような大手IT企業が発表した独自トークンの前例に、2019年夏にメタ(旧Facebook)が発表した「ディエム(旧リブラ)」がある。
FacebookはWhatsAppやインスタグラムなど関連サービスを含めると全世界に20~30億人ものユーザーを抱える。それだけたくさんの人々がディエムを使うことで自由に海外送金ができるようになる世界を目指していたのだが、ディエムは既存の金融秩序を壊す恐れがあるとして、発表直後から各国政府に批判された。
結局ディエムは発表後に計画を何度も修正した挙句、今年初頭には計画を完全に諦め、関連資産は売却された。
これは巨大IT企業による独自トークン発行計画としてかなり苦い前例になったが、Twitterの場合は同じような結果になる可能性は高くない。これまで出た情報ではTwitterコインはあくまでTwitterのサービス内で使えるものに留まるという点で、ディエムとは別物のようだ。そしてTwitter自体も2022年現在のユーザー数は全世界で3億人あまりで、Facebook関連サービスよりかなり少ない。
Twitterコインはまだ正式発表されていないので実現するかわからないが、正式発表されれば大きな話題になるだろう。
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