今年4月上場の仮想通貨・NIDT(ニッポンアイドルトークン)で資金を調達したアイドルグループが、10月の正式結成発表を経て今週7日にシングルをリリースして歌手デビューした。仮想通貨のレートもかなり高い水準に留まっており、仮想通貨のIEOを使ったプロジェクトは順調に進んでいる。
企業が独自の仮想通貨を発行してそれを不特定多数の投資家に売り出し事業資金を調達するIEO(Initial Exchange Offering)は、世界では多数が行われているが日本ではこれまでようやく4例が実施された。
しかし2023年の税制改正で企業が発行した独自仮想通貨に関する不利な税制が改善されたので、これからIEOは増えていくことが期待できる。すでに5~7例目となる新しいIEO3件も発表されている。
そして国内で4例目となるIEOは、今年4月26日に上場されたNIDT(ニッポンアイドルトークン)だった。このIEOはDMMビットコインとcoinbookという2ヶ所の取引所でほぼ同時に上場した初のIEOになった。
発行体は株式会社オーバースという企業で、調達した資金はアイドルプロジェクトの「IDOL3.0 PEOJECT」に利用される。NIDTのIEOでは実際に10億円が集まったと発表された。
春のIEOの後、夏頃から本格的にオーディションを行い、10月7日にグループ名「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」で正式に結成が発表された。メンバーは女性だけで11名おり、年齢は発表日時点で14~23歳とかなり幅広い。そしてメンバーの名前は「ACE(エース)」など単語としてつけられていて、姓と名からは構成されていない。
さらに今週12月7日になって、デビューシングルとなる「眼差しSniper」をリリースして歌手グループとして本格的にデビューした。
グループの方は今後の活動に期待したいが、このプロジェクトの資金調達を行ったNIDTの方もレートはかなり好調な値動きを見せている。NIDTの販売価格は1枚=5円だった。そして4月26日の上場直後に一時1円近くまで下げたが、すぐに5円付近まで戻りその後はしばらく動かず推移。
だが8月になってオーディションが本格的に始まっているとの情報が流れるとグングン上昇。9月には一時100円を超えて販売価格の20倍以上になった。100円以上の水準には長く留まらなかったが、10月以降も60~70円台の高い水準で推移している。
国内IEOの1例目であるパレットトークン(PLT)は、仮想通貨ブーム時の2021年に上場したために直後に販売価格(4.05円)の20倍以上に上昇。しかしその後仮想通貨バブルが弾けてレートは暴落し、最近では8円前後で推移している。
2例目のFCRコイン(FCR)と3例目のフィナンシェトークン(FNCT)は、2023年12月現在どちらも販売価格を下回っておりさえない。
それに対してNIDTは、上場直後は上昇しなかったが資金調達をして実施したアイドルプロジェクトが動き出してから急上昇した。このような動きのIEOは国内では初で、今後上場後にIEOトークン購入を考えるきっかけにもなる。
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