週末でも取引が行われる仮想通貨市場だが、今週末の4日正午から午後2時過ぎにかけて市場全般が大暴落。ビットコインだけでも一時午前中から20%以上も下げた。今のところこの暴落の明確な原因はわかっていない。
仮想通貨市場が株や為替など他の金融市場と違うところは、休みなしに365日取引が行われている点だ。週末でも年末年始でも市場は閉まることなく、24時間取引が行われる。
それは平日働いている人々でも週末に取引できる選択肢を与える一方、常にレートが気になるトレーダーにとっては週末でもレートを気になるという問題にもなる。
そして今週末の4日土曜には、仮想通貨市場が突如大暴落した。4日午前中には600万円付近であまり動かなかったビットコインレートは、正午を過ぎた頃から下落。午後1時半から2時半頃には大暴落となり、2時20分頃には473万円と午前中より20%以上も低い水準となった。
しかしすぐに半分ほどリバウンドして午後3時までには530万円台まで戻り、その後は4日夜から5日にかけて緩やかな上昇が続き5日夕方現在で560万円台で推移している。
同じ時間に他のほとんどの仮想通貨も同時に暴落した。4日朝時点で48万円だったイーサリアムは、同様に午後になって暴落し午後2時過ぎには朝方の水準より17%安い40万円をつけた。
バイナンスコインは4日朝時点で67,000円だったが、同様に暴落して午後2時過ぎには17%安の56,000円をつけた。リップルに至っては朝方の105,000円から午後2時過ぎには23%も安い81,000円まで暴落した。
なおこの大暴落を引き起こした何らかの特定の材料の存在は、暴落から24時間以上経った5日夕方になっても認められていない。今年は仮想通貨市場が高騰する中、5月の暴落を初め何度か暴落もあった。そしてその多くが、「中国が仮想通貨に対する新たな規制を発表」など何らかの明確な売り材料が出ていた。
しかし4日の暴落は今のところそのような材料が出たという情報はない。改めてわかることは、仮想通貨は突然何の材料もなしに暴落する可能性があるということだ。考えられる理由としては、大口が大量の売りを入れてきた可能性がある。
ビットコインには「クジラ」と呼ばれる大口のホルダーがおり、彼らが市場で動けばビットコインレートが大きく動く。したがってクジラたちの動向は常に注目されている。
そしてビットコインと他の多くの仮想通貨が連動して動くことも改めてわかった。今年何度かあった暴落の時は、常にほとんどの仮想通貨が同時に暴落した。そしてそれは4日の暴落も同じだった。
ビットコインは5日になっても560万円付近で推移し暴落前の水準を回復していない。この状況だと780万円の史上最高値の更新はしばらくの間ないだろう。
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