今月19日に米でリップルの先物が上場され、同じ週の22日にはリップルの先物ETFも上場された。そして今週から現物ETFの本格的な審査が始まっており、リップルの派生商品を巡る動きが活発になっている。
リップル(XRP)はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と並ぶ、世界でもトップクラスの仮想通貨だ。かつては時価総額ランキングで3位に長期間つけていたことがあったが、2020年末にアメリカのSEC(証券取引委員会)が運営元を訴えたことでその後しばらくは低迷していた。
しかし2023年7月に最初の判決が出て運営元が勝訴し、さらに2024年秋にSECのゲンスラー前委員長が退任を表明すると暴騰。現在では時価総額も4位まで回復してきている。
そして5月になってアメリカでリップルのETFや先物に関する新しい動きが多く出ている。まずは5月19日月曜に日経225先物で知られるCME(シカゴマーカンタイル取引所)で、リップルの先物取引が開始された。
リップル先物はリップル現物とほぼ同じ価格で取引されており、取引単位は5万枚分。つまり5月28日現在のリップルのレートが約330円なので、先物1枚は約1,650万円の取引となる。
5月28日現在で売買されている限月は、2025年の5~12月限の8種と、2026年の3、6、9、12月の4種。計12種になる。
さらに同じ週の22日木曜には、NASDAQ市場でリップル先物のETFが取引開始となった。このETFは銘柄コードが「XRPI」で、Volatility Shares(ボラティリティ・シェアーズ)という金融機関が運営している。同社は今後2倍レバレッジ版も申請する計画があるという。
そして今週になって、SECがリップルの現物ETFの審査を正式に開始した。このETFはWisdomTree(ウィズダムツリー)という企業が昨年12月2日に申請したもの。
SECはこの申請を審査するために240日間を与えられるので、結果が出るのは最大で8ヶ月近く先になる。だが審査が開始されたということは、リップルの現物ETFの実現に一歩近づいたのは間違いない。
リップルETFはその他にもBitwise(ビットワイズ)など数社が申請している。すでにアメリカではビットコインやイーサリアムのETFが上場されており、リップルのETFも承認される可能性は高い。そうなるとリップルにとって新たな買い材料となるだろう。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。