世界的なインフレ傾向を受け、日本でも昨年暮れ頃からいろいろな製品の値上げ発表が相次いでいる。そして新年度となる今週4月1日には非常に多くの値上げが実施される。政府は物価上昇に対する緊急対策を取りまとめるつもりだが、金融引き締めなど抜本的な政策なしに値上げの嵐を止められるのだろうか?
昨年春頃から世界的にインフレ傾向が高まっている。日本は当初は物価高にならなかったものの、昨年暮れ頃からいろいろな製品の値上げが発表されインフレの兆候が出てきている。
今のところ日本のインフレ率は1%未満に留まっているが、それは昨年春の携帯料金引き下げの影響が残っているため。日銀黒田総裁は携帯料金引き下げの影響がなくなる今年4月以降、インフレ率が2%を超える可能性があると述べていた。
そして新年度となる今週4月1日から、非常に多くのものが値上げされる。1日に値上げされるものをまとめると以下のようになる。
食用油:J-オイルミルズが1kg当たり40円以上値上げ。
食用油:日清オイリオが1kg当たり40円以上値上げ。
豆乳製品:マルサンアイが約4~8%値上げ。
タイヤ:ブリヂストンが7~10%値上げ。
タイヤ:横浜ゴムが7~10%値上げ。
ティッシュ類:日本製紙クレシアが10%以上値上げ。
飲料:大塚食品が10~20%値上げ。
味噌:ハナマルキが5~13%値上げ。
乳製品:雪印メグミルクが4~10%値上げ。
乳製品:六甲バターが4~13%値上げ。
乳製品:森永乳業が5~10.5%値上げ。
乳製品:明治が5.4~6.7%値上げ。
ドレッシング:ピエトロが3~13%値上げ。
ケチャップ:カゴメが3~9%値上げ。
ウイスキー:サントリーが5~28%値上げ。
照明器具:Panasonicが5~30%値上げ。
バス・トイレ:LIXILが最大39%値上げ。
壁紙・カーテン:サンゲツが18~24%値上げ。
家電:パナソニックが値上げ。
首都高料金:現状最大1320円を1950円に値上げ。
生命保険料:日本生命が平均1%値上げ。
洋菓子:コージーコーナーが平均2.7%値上げ。
紙おむつ:花王が約10%値上げ。
AV機器:ソニーが3~31%値上げ。
カセットコンロ:岩谷産業が5~15%値上げ。
これだけのものが1日から一気に値上げされる。政府は物価上昇に対抗するための緊急対策を取りまとめると発表したものの、どこまで対抗できるかわからない。
物価高の大きな原因として円安があるため、金融引き締めをして円高に誘導すれば多くのものの値段が下がる。しかし現在の日本の状況では引き締めが非常に難しく、円高にするというシンプルな対策ができない。引き締めなしでは簡単には値上げの嵐を止められそうにない。
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