ビットコインの1強状態は当分続く!?

ビットコインの1強状態は当分続く!?

著者 鳥羽賢
2019年08月22日

2017年後半の仮想通貨の大ブームは終わったが、今ではFacebookも独自の仮想通貨を発表するなど仮想通貨は着実に世界に浸透してきている。しかし2017年当時も現在も変わらないのは、仮想通貨の世界はビットコインの1強状態だという点だ。この点は当分変わらないのかもしれない。

ビットコインの時価総額は最大

仮想通貨は2017年後半に世界的ブームになった。それまでは一部の人々だけが購入しているものだった仮想通貨は、2017年のブームで一気に知名度が上がり多くの人にとって身近なものになった。また各国政府にとっても無視できない存在になり、この頃から各国が仮想通貨に関する法律を本格的に整備するようになった。


この時は各仮想通貨の価格が高騰したがそれも2017年末~18年初頭で終わり、バブルが弾け仮想通貨価格は暴落。ブームは過ぎてマスコミで報道されることも少なくなった。しかし仮想通貨という存在はまだ終わらず、その後もFacebookが独自の仮想通貨「リブラ」を発表するなど着実に世界で普及が進みつつある。


とはいえ、2017年後半当時も今でも変わっていない点が1つある。それは仮想通貨の市場ではビットコインが1強状態で、ビットコインの存在感だけが飛びぬけている点だ。例えば今年8月21日現在の時価総額を比較してみると、ビットコインは20兆円でもちろん世界1位。そして2位のイーサリアムはわずか2兆円程度と、10倍もの圧倒的な差がついている。同日の仮想通貨市場全体の時価総額は30兆円程度なので、ビットコインだけで3分の2も占めている。


すでにビットコインは仮想通貨の世界で不動の地位を占めており、この地位は当分揺るぎそうにない。それにしてもなぜビットコインだけがここまで圧倒的な存在になったのだろうか?


ビットコインは2009年に運用が開始された、仮想通貨の中でもかなり歴史が古い通貨になる。他のメジャーな通貨を見てみると、時価総額2位のイーサリアムは2015年、3位のリップルは2013年、4位のビットコインキャッシュはビットコインから分裂してできたので2017年と、ビットコインに比べて登場が遅い。


結局は先に開発されたビットコインが他の通貨に先駆けて世界に普及し、仮想通貨で支払いができるお店も多くがビットコインでの支払いを採用した。そして今のところ、ビットコイン以外の仮想通貨で支払いができるお店はあまりない。こうしてビットコインの利便性だけが高まり、結果的にビットコインを買う者が圧倒的多数になった。


最も普及した仮想通貨だけに、仮想通貨取引所の中には他の仮想通貨レートをビットコインとの相対レートで示しているところも少なくない。このようにビットコインはすでに仮想通貨の世界における「基軸通貨」になっており、この地位はそう簡単には揺るがないと思われる。


今年1~3月には40万円付近で低迷していたビットコインのレートは、4月以降に高騰し現在でも100万円を超えている。ライトコインのようにビットコイン以外でも今年に高騰している仮想通貨はあるが、やはりビットコインの上げ方は目覚ましい。仮想通貨の世界で不動の1位となったビットコインの地位は、当分揺るがないのではないだろうか。

 

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