東京都の地銀3行が2018年5月に合併へ

　東京都内にある地銀3行が、2018年5月をメドに合併すると発表された。その3行は、東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の3行。

　東京都民銀行と八千代銀行は、2014年10月にすでに、金融持株会社である東京TYフィナンシャルグループ（銘柄コード：7173）の傘下に入っている。また新銀行東京も、今年4月に同様に東京TYの傘下に入った。

　すでに3行とも同じ持株会社の傘下に入っているため、今回発表された合併は形式的なものとも言える。合併後の新しい銀行の名は「きらぼし銀行」になる予定。現在東京都民銀行と八千代銀行は、すでに上場している東京TYの傘下にあるため株式の上場はされていない。そして新銀行東京も上場していないため、事実上の新銀行の株は東京TY株になり、特に上場廃止などは行われない見通し。