トルコの中央銀行が日本時間の24日午後8時に政策金利を発表。最重要政策金利は0.5%利上げして8.5%にすることが予想されていたが、予想に反して8%のまま据え置きだった。
またそれ以外の2つの主要金利のうち、翌日物貸出金利は予想通り0.75%引き上げて9.25%に、翌日物借入金利は予想通り7.25%の据え置きだった。
翌日物貸出金利は予想通りの利上げだったものの、最重要政策金利が予想外の据え置きだったことから発表直後にトルコリラが暴落。米ドル/トルコリラは発表前の1米ドル=3.73リラから一瞬で3.82リラまでリラ安になった。またトルコリラ/円は、発表前の30円20銭から発表直後に29円60銭まで下落した。
しかし同時に発表された声明では、「今後金融引き締めを行う用意がある」と述べられていた。この声明もあったため、暴落は一瞬で終わりその後一気にリバウンド。米ドル/トルコリラも発表の1時間後には3.77リラまで戻すなど、かなり大きな乱高下だった。
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