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28
Jan

週明けの金融市場は比較的平穏

user 著者 鳥羽賢

週明け24日の金融市場は比較的平穏だった。

米ではM&Aが相次ぎ、日本ではJR九州上場

週明けとなった24日の金融市場は、比較的平穏な動きだった。アメリカでは最近大手企業のM&Aのニュースが相次ぎ、週明けもオンライン証券のTDアメリトレードがスコットトレードを買収すると発表。また日本では今日、JR九州が上場。公開価格は2,600円で、初値は3,000円前後になるだろうと予想されている。

今日の展望

今日は午後11時にアメリカの10月消費者信頼感指数が発表されます。

日本225(円)

小幅続伸後先物が17,300円台

先週に17,000円台を回復して勢いに乗る日経225平均だが、今週になっても堅調な動きが継続。月曜は32円高の17,216円で寄り付いてスタート。その後場中になっても多少上下しつつ上昇が続き、終値は50円高の17,234円だった。夕方以降の先物の時間になると、円安が進行したことやNY株高を受けて日経225先物が買われ、17,300円を突破した。

米ドル/オフショア人民元

中国中銀の元安容認から続落

今月になって人民元の下落が続いているが、週明け24日になると中国の中銀が1米ドル=6.7元を超えた元安でも元の下支えをせずに容認する姿勢を見せている。中国金融当局のこの姿勢が見られたことから24日に元はさらに売られ、1米ドル=6.78元に到達し2010年以来6年ぶりの安値を再び更新した。

WTI原油

イラク石油相発言で一時50ドル割れ

産油国が生産調整に向けての動きを続けている中、イラクの石油相が週末23日にイラクは生産調整に加わるべきではないと発言。イラクはISとの戦闘で資金がいるために石油を売る必要があるとの考えだった。この発言を受けて週明け24日のNY原油は下落し、一時50ドル割れ。しかし米民間企業が発表した原油在庫が減少していたことなどから、その後切り返し50ドルを回復した。

天然ガス

直近10日間で15%近く下げ

天気予報で今後は気温が高くなるとのことから、エアコン需要減少見通しが広がり24日のNY天然ガスは続落。100万BTU=285セントを割り、9月中旬以来の安値となった。天然ガスは10月14日に335セントの高値をつけてから急落しており、直近10日間で15%近くも下げたことになる。

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