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Apr

本日から日銀の会合開始

user 著者 鳥羽賢

25日に日銀が金融政策決定会合を開始する。

26日には金融政策発表

25日に日銀が2日間の金融政策決定会合を開始し、26日には金融政策を発表する。為替市場では円安が止まらず1ドル=155円を超えており、円安対応で何らかの政策が発表されるかどうかが注目される。また25日は米第1四半期GDPやトルコの政策金利といった重要な発表がある。そのような状況だが24日のNY株式市場は目立った材料がなく、ダウ工業平均は主にマイナス圏で推移し終値は42ドル安だった。

今日の展望

今日は午後8時にトルコの政策金利が発表されます。午後9時半にアメリカの第1四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

場中に大幅高

中東情勢懸念から先週金曜に1,000円以上暴落した日経225平均は、今週になると反発。23日のNYダウが263ドル高で終わった流れから、24日の日経225平均は349円高の37,871円で寄り付いた。直後に数百円上昇して38,000円を回復し、前場から後場にかけて38,300~400円台の高値で推移。終値は908円高の38,460円だった。だがその後の先物は夕方から夜にかけてジリジリと下がり、25日朝方には23日夜頃の水準まで戻っている。

米ドル/円

円安止まらず155円

今月10日に発表された米3月CPIが予想を上回った頃から、FRBの利下げ開始時期見通しの遅れのため為替市場では円安・米ドル高が止まらなくなっている。24日朝方には1ドル=154円70銭付近だったレートは、日中に緩やかながら円安が進行し午後9時頃には節目の155円を超えた。午後9時半に発表された米3月耐久消費財が予想を上回ったためその後も円安が止まらず、25日午前中には155円40銭をつけた。

ココア

約8%の大幅高

西アフリカの生産国であるガーナやコートジボワールで生産不良が続いていることから、今年に入ってココア価格が暴騰している。しかし4月に入ると上昇一辺倒ではなく、大きく下げる日もある乱高下気味の相場になっている。23日は一時1トン=10,200ドル台まで下げたNYココアは、24日になると市場序盤から大きく上昇。前日終値から約8%高の11,300ドル台でこの日を終えた。

テスラ

減収減益決算も株価上昇

テスラが24日のNY株式市場開始前に1~3月期の決算を発表。売上高は前年同期比9%減の213億ドル、純利益は前年同期比55%減の11億3000万ドルという結果だった。テスラの減収は2020年4~6月期以来約4年ぶり。決算は厳しい内容だったものの、新車種の生産を前倒しで開始すると発表したことを投資家が好感。また前々日まで下げが続いてきたことの反動もあり、この日は序盤から大幅上昇して終値は12%高の162.13ドルだった。

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