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26
Apr

日銀の金融政策発表に注目

user 著者 鳥羽賢

26日正午頃に日銀が政策金利を発表する。

円安対策で何らかの発表あるか

25日から日銀が金融政策決定会合を行っており、26日正午頃に金融政策を発表する。為替市場では円安が止まらず1ドル=155円を超えており、何らかの対策が出てくるかどうかが注目される。そのような状況だが25日夜に発表された米第1四半期GDPは予想の前期比年率2.4%増に対し発表は1.6%増とやや低調。NYダウは序盤から大幅マイナス圏での推移が続き一時下げ幅は700ドルを超え、終値は375ドル安だった。

今日の展望

今日は正午頃に日本の政策金利が発表されます。

日本225(円)

場中に大幅下落

最近になり米FRBの利下げ開始時期見通しが遅れてNY株式市場は軟調な展開が続いているが、その反面円安が進行しており強弱いろいろな材料が混在する東京市場は乱高下気味の日々が続いている。前日のNYダウは42ドル安で終わり、その流れから25日の日経225平均は395円安の38,065円で寄り付き。直後に38,000円を割り、その後は前場から後場を通して売りが止まらず下げが継続。終値は832円安の37,628円だった。

米ドル/円

155円台後半まで上昇

米FRBによる利下げ開始時期見通しがどんどん後ずれしていることで、為替市場では円安・米ドル高が続いている。25日も午前中は円安が続き、正午過ぎには155円台後半に突入して一時155円70銭をつけた。だがその後は日銀の介入警戒もあって円安は一旦止まった。夜には米第1四半期GDPや新規失業保険申請件数などの発表があり、発表直後は多少上下に動いたが26日未明は再度155円60銭付近に落ち着いた。

WTI原油

イスラエル空爆など受け上昇

NY原油は25日日中は新しい材料がなく、82ドル台後半で横ばい。夜になって米GDPが発表され予想を下回ると、需要減退懸念が台頭して一旦82ドル近くまで下げた。だがその後イスラエルがガザ南部への空爆を激化させているという情報などを受けて供給懸念が高まり、26日未明は急上昇して84ドルに近付いた。

メタ

来期の見通しが悪く株大幅安

25日のNY株式市場開始前にメタが1~3月期の決算を発表し、売上高は前年同期比27%増の365億ドル、純利益は同117%増の123億7000万ドルと良好な内容だった。しかし同時に発表された来期の売上高見通しが市場予想を下回り、そのため増収増益決算にも関わらず株価は序盤から一時16%も暴落。中盤以降は多少反発し、終値は10.5%安の441.38ドルだった。

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