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Apr

日本の3月インフレ率は2.6%

user 著者 鳥羽賢

19日朝に日本のインフレ率が発表された。

2023年度は2.8%

19日午前8時半に日本の3月CPIが発表され、生鮮食料品を除いた数字で予想通りの前年同月比+2.6%だった。また今回をもって2023年度の数字も確定し、2.8%で2022年度の3.0%より下がったが依然として高いインフレ率だった。そのような状況だが18日夜に発表された米新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの21万2000件。この統計を受けてNYダウは市場前半に300ドル以上上昇したものの、その後反落して終値はわずか22ドル高だった。

今日の展望

今日は午後3時にイギリスの3月小売売上高が発表されます。

日本225(円)

場中に38,000円回復

前日のNYダウは45ドル安で終了し、その流れから東京株式市場では日経225平均が216円安の37,745円で寄り付き。しかしこの日も円安を受けた買いが多く入り、場中は前場から後場にかけて上昇して38,000円を回復。終値は118円高の38,079円だった。夕方以降の先物は夜から19日未明にかけて緩やかな下げが続いた後、19日にはイランで爆発があったことなどを材料に大幅に下落している。

米ドル/円

155円の壁を意識

米ドル/円は17日から18日にかけて1ドル=154円台後半をつけたが、155円を超えると日銀の介入がある可能性が意識されそれ以上は円安に動かなかった。18日未明には多少円高に動き、18日朝方から日中はそのまま154円台前半で推移。夕方頃からまた円安に動き、午後9時半に発表された新規失業保険申請件数が予想より良好だったことで154円60銭を超えたものの、155円の壁が意識されそこで円安は一旦止まった。

ココア

大幅反発で11,000ドル

NYココアは今週になって1トン=11,200ドルをつけた後、価格高騰のため世界的に需要が減退する可能性を受けて週半ばに一旦9,000ドル台まで下落した。だが17日には小幅に反発した後、18日になると需要減退観測は後退して大きく上昇。市場終了間際に11,000ドルを回復した。

テスラ

昨年1月売以来の安値

テスラは今週になって全世界の10%にあたる1万4000人の削減を発表。さらに17日になると、イーロン・マスクCEOに対する巨額報酬の承認に投票するよう株主に呼び掛けた。この報酬が認められると将来の売り圧力になる可能性がある。17日を155.45ドルで終えたテスラ株だが、これらの売り材料を受けて18日は序盤から下落。一時は下げ幅が4%を超え、終値は3.5%安の149.93ドルで昨年1月以来の安値をつけた。

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