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26
Mar

NYダウは3営業日続落

user 著者 鳥羽賢

26日のNYダウは31ドル安だった。

材料難で動き少なめ

26日は米1月ケース・シラー住宅価格指数など複数の米経済指標が発表され、強弱まちまちの結果だった。発表された米経済指標はNY株式市場にとって大きな材料にならず、この日のダウ工業平均は序盤から中盤にかけて前日終値より100ドルほど高い水準で推移。しかし終盤になって下落し、31ドル安と3営業日連続安で終了した。またこの日はトランプ大統領が立ち上げたSNSの運営企業が正式上場となり、前日比16%高の57.99ドルまで上昇して終了した。

今日の展望

今日は時刻は未定ですが南アフリカの政策金利が発表されます。

日本225(円)

指数・先物とも動意薄

先週は日米の政策金利発表などで大きく動いた東京株だが、今週は25日月曜にやや大きく下げた後は動きのない市場となった。前日のNYダウは162ドル安で終了し、その流れから26日朝は69円安の40,345円で寄り付き。しかし場中は材料がなく前日終値から上下約100円ずつの小幅なレンジで推移し、終値は16円安の40,398円だった。夕方以降の先物は夜から27日未明にかけて200~300円上昇したものの、27日早朝に急落し上場幅を帳消しにした。

ココア

10,000ドル達成後下げる

西アフリカの生産国で低調な生産が続いていることから最近数ヶ月暴騰しているココアだが、今週になってガーナの2023~24年度の生産量が過去22年で最低になったとの統計が出たことからまた暴騰している。25日を1トン=9,600ドル付近で終えたNYココアは、26日も取引開始時から上昇してついに節目の10,000ドルをつけた。だが10,000ドルを達成したことで達成感からその後は利益確定売りが増え、市場後半は下げが続き9,600ドル付近でこの日を終了した。

米ドル/円

米経済指標受け小幅上下

米ドル/円は26日日中にはあまり動きがなく、1ドル=151円25~45銭のレンジで推移。そして午後9時半には米2月耐久財受注が発表され、予想の前月比1.1%増に対し発表は1.4%増だった。この統計発表直後には小幅上昇。しかし午後10時に発表された住宅指標や11時発表の景気指標などが予想を下回ったことで、一旦小幅下落したがその後はまた米ドル高に転じ一時は151円60銭をつけた。

米ドル/南アランド

本日南ア金利発表

27日は南アフリカの政策金利発表が予定されており、8.25%のまま据え置きが予想されている。南アの政策金利発表は時刻が固定されていないものの、通常は日本時間の午後10~12時頃に発表される。政策金利発表前となった26日の米ドル/ランドは、日中は1ドル=18.8ランド台で推移していたがその後米ドル高・ランド安が進行。夜には一時19ランドをつけた。

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