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NYダウが続伸で4万ドルに接近

21日のNYダウは続伸した。

景気減速懸念が後退

21日夜には米3月フィラデルフィア連銀製造業PMIが発表され、予想の－2.3に対し発表は＋3.2と予想を上回った。また他に発表された複数の経済指標も軒並み予想より良好な数字だった。前日はFRBの政策金利発表後に大幅高となったNYダウだが、この日も序盤から大きく上昇。節目の4万ドルに近付いたもののまだ達成することはできず、終値は269ドル高の39,781ドルだった。

今日の展望

今日は午前8時半に日本の2月消費者物価指数が発表されます。

日本225（円）

最高値を大幅更新

前日のNYダウはFRBの政策金利発表後に上昇して401ドル高で終了し、その流れから祝日明けとなった21日の東京株式市場は序盤から暴騰相場となった。日経225平均は508円高の40,511円で寄り付き、前場は主に40,500円を中心としたレンジで推移。後場になるとさらに買いが多く入り、終値は812円高の40,815円で史上最高値を大幅に更新した。夕方以降の先物も上昇が止まらず、一時は41,000円近くまで到達した。

トルコリラ/円

トルコがサプライズの利上げ

トルコ中銀が21日午後8時に政策金利を発表し、予想は45％のまま据え置きだったがサプライズで5％の利上げが発表され50％とされた。これで昨年6月以降の利上げ幅は41.5％にもなった。政策金利発表前のトルコリラ/円は1リラ＝4.6円台後半で推移。そしてサプライズの利上げが発表されるとリラが急騰し数時間後には4.8円をつけたものの、それ以上は上がらず22日早朝に反落した。

スイス/円

スイスはサプライズの利下げ

スイス中銀は21日午後5時半に政策金利を発表。予想は1.75％のまま据え置きだったが、サプライズで0.25％の利下げが発表された。過去数日の円安トレンドを受けて21日朝までに1フラン＝170円を超えたスイスフラン/円は、日中は170円台前半で上下。そしてサプライズの利下げが発表されるとフランが1円50銭も急落し、その後も大きな反発はなく22日朝方まで168円台後半で推移した。

アップル

米政府による提訴で下げる

21日になって米司法省が、Appleに対し「法律に違反して独占的な影響を維持している」との理由で、独占禁止法違反として提訴した。前日を178.67ドルで終えた同社の株だが、提訴の報道を受けて21日は序盤から下落。下げは終盤まで続き、終値は4％安の171.37ドルだった。