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24
Apr

NYダウが4営業日連続高

user 著者 鳥羽賢

23日もNY株式市場は堅調な地合が続いた。

大手IT株やテスラが上昇

先週は中東情勢の悪化懸念などを材料にして下げが続いてきたNY株式市場だが、今週になると中東情勢懸念が後退したことから地合が改善。23日は午後10時45分に米景気指標が発表され予想を下回ったものの、午後11時に発表された住宅指標は予想を上回った。住宅指標が予想を上回ったことが買い材料となり、大手IT株などが上昇。前日まで7営業日続落していたテスラ株もこの日は反発し、ダウ工業平均は4日続伸の263ドル高で終了した。

今日の展望

今日は午後9時半にカナダの2月小売売上高が発表されます。同じ時刻にアメリカの3月耐久消費材が発表されます。

日本225(円)

場中・先物ともに上昇

前日のNYダウは253ドル高で終了し、その流れから東京株式市場では日経225平均が359円高の37,797円で寄り付いた。しかしそれ以上上昇する勢いはなく、前場に37,500円付近まで下落。後場になると37,500円台で安定推移し、終値は114円高の37,552円だった。夕方以降の先物はしばらく場中終値付近で停滞していたものの、NY株式市場が始まる午後10時半頃から上昇。24日朝方には38,000円を回復した。

テスラ

8営業日ぶりのプラス

テスラは先週に全世界の10%にあたる1万4000人の人員削減を発表したり、イーロン・マスクCEOへの巨額報酬の承認を株主に呼び掛けた。これらが売り材料となり、テスラ株は22日までに7営業日連続マイナスとなった。しかし23日になってようやく地合が改善し、前日終値より高い143.33ドルからスタート。直後に一時マイナス圏に沈む場面もあったがその後はずっとプラス圏に留まり、終値は1.8%高の144.68ドルで8営業日ぶり上昇となった。

ココア

2日連続調整

今年が明けて以降急上昇が続くココアは、先週金曜に一時1トン=11,700ドルをつけてまた史上最高値を更新した。しかし上がり過ぎによる世界的な需要減退懸念もくすぶっており、22日は反落して11,000ドルを割って終了。そして23日になっても調整地合は変わらず、場中には一時10,200ドル台まで下落。市場後半にはやや反発して10,600ドルでこの日を終えた。

ユーロ/円

2008年以来の高値

ユーロ/円は23日午前中は1ユーロ=164円台前半で推移。そして午後4~5時頃にかけて、仏独とユーロ圏の4月製造業・サービス業PMIが発表。全て製造業は予想を小幅に下回ったものの、サービス業は予想を上回った。これらの統計を受けて一時165円台後半まで急騰し、2008年以来16年ぶりのユーロ高水準をつけた。その後一旦下げたものの夜にはまた165円台後半に戻り、24日未明も同じ水準に留まった。

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