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28
Jan

2016年最後の週が開始

user 著者 鳥羽賢

今日から2016年最後の1週間になる。

今週は先週に続いて閑散市場と予想される

2016年最後の週が始まった。先週は多くの国がクリスマス休暇に入っており全体的に動きの少ない閑散市場だったが、今週は年末休暇で同様に閑散市場が予想される。東証の大納会は12月30日の金曜。例年だと海外各国は31日まで株式市場の取引が行われているものの、今年は土曜のためにほとんどの国で30日が取引最終日となる。

今日の展望

今日は午後2時に日本の10月景気先行・一致指数改定値が発表されます。

日本225(円)

海外先物も動きが少ない1日

日本は23日が天皇誕生日で株式・先物市場は休場。しかしシカゴとシンガポールの日経225先物は通常通り取引が行われた。ただ取引が行われていたとは言え、材料難で上下どちらにも動きようがない1日となった。結局23日朝から24日朝まで、19,300円台でほぼ横ばいのまま先週を終了した。

WTI原油

石油掘削リグ稼働数増も原油高

アメリカの民間会社が、23日に週間石油掘削リグ稼働数を発表。前週比13基増の523基だった。これでアメリカ国内の石油掘削リグ稼働数は8週連続増となる。23日の先物市場で原油は多少下げる場面もあったものの、米ドル高が一服したことなどを受けて先週終了前には上昇。53ドル台をつけて先週の取引を終えた。

大豆

アルゼンチンの天候改善から続落

11月には世界3位の生産国であるアルゼンチンで降雨が少なかったために上昇基調にあった大豆は、最近になって降雨が増えてきたので下落基調に転換。22日は節目の1000セントを割って990セント台になったが、23日になって続落。980セント台で先週を終えた。なお小麦など他の穀物銘柄も23日は下落した。

カナダドル/円

カナダの10月GDPがマイナスで一瞬下落

23日に午後10時半に、カナダの10月GDPが発表。予想の前月比±0%に対し、発表は-0.3%だった。ただし前月の数字は+0.3%から+0.4%に上方修正された。やや低調なGDPを受け、発表前に86円60銭にあったカナダドル/円は一瞬だけ86円20銭まで下落。ただしすぐに元の水準に戻り、その後は24日朝まで86円50~60銭付近で推移していた。

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