27
Jan

今週は米FOMCが開催される

user 著者 鳥羽賢

今週15~16日に米FOMCが行われる。

米FRBが利上げへ

今週15~16日に米FOMCが開催され、日本時間の17日午前4時に政策金利が発表される。11月雇用統計など最近の経済指標が良好なことから、利上げの可能性がかなり高いと見られている。しかし先週金曜はNY市場が大きく下げており、まだ100%確実とは言えず、発表されてみたらサプライズであるシナリオも考えられる。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の10月鉱工業生産が発表されます。午後8時からECBのドラギ総裁が講演を行います。

日本225(円)

日中に上昇後先物が大幅安

先週金曜11日の国内株式市場は、前日のNY株高などを受けて堅調。19,020円と前日とほぼ同じ水準で寄り付いた後、場中に上昇し終値は184円高の19,230円だった。しかし夕方以降の先物の時間になり、原油安などからNY株式市場が大幅に下落。また円高も進行し、それらの要因から日経225先物が引け時から500円以上安い18,600円台になり先週を終えた。

米ドル/円

約1ヶ月ぶりに120円台

債券市場では先週金曜に米長期金利が低下。前日の2.23%から、0.1%下がり2.13%付近になった。米長期金利の下げなどを受け米ドルが売られ、11日日中には122円台だった米ドル/円が12日未明に約1ヶ月ぶりに120円台に。また世界景気への懸念も、リスク回避の円買いを促進した。

WTI原油

IEAの見通しから一段安

国際エネルギー機関(IEA)が12月の石油市場月報を公表。その中で少なくとも2016年末までは、世界の石油市場は供給過多状態が続くと述べていた。この内容などを受け、NY先物市場では原油が一段安。2009年初頭以来約6年10ヶ月ぶりに35ドル台をつけた。原油安の底はいまだに見えない。

豪ドル/円

原油安から資源国通貨売り

原油や資源が全体的に軟調相場が続いていることを受け、豪ドルなどの資源国通貨も下落基調にある。11日日中は88円台半ばにあった豪ドル/円は、夕方以降下げが続き86円台で先週を終了した。また同じ資源国通貨のNZドルも同様に売られ、11日夕方頃には82円台だったNZドル/円は12日朝には81円付近まで下落。

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