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28
Jan

今日から日本の株式市場が再開

user 著者 鳥羽賢

4日に東証が大発会となり、日本の株式市場が再開する。

2~3日はまずまず堅調な動き

4日に東証が大発会を迎え、2017年の取引が開始となる。日本の株式市場は取引が行われていなかった1月2~3日だが、全体的に見ると円安・株高が進行する堅調な相場だった。3日夜にはアメリカの12月ISM製造業景況指数が発表され、予想を上回る54.7という数字が出た。この統計などから3日のNY株式市場は上昇して終了した。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の12月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

19,100~300円台で上下

日本の株式市場がまだ年始休みにあった3日だが、海外の日経225先物はすでに取引が始まっていた。3日朝には19,200円前後にあった日経225先物は、日中から夜にかけてゆっくりと上昇し日付が変わる頃には19,400円近くに。しかしその後トランプ新大統領の政策に対する不安感が広がり、急激に値を崩して19,100円台をつけた。ただそれから4日朝にかけてまた少しずつ上昇。

米ドル/トルコリラ

インフレ指標悪化でついに3.6リラ

3日夕方にトルコの12月CPIが発表。予想の前年同月比+7.60%に対し、発表は+8.53%とインフレの悪化が明確になっていた。この指標を受けて3日のトルコリラは暴落し、米ドル/トルコリラはそれまでの1米ドル=3.53リラ台から一気に3.6リラまでリラ安に。12月はしばらくの間3.53リラ付近で留まっていたが、年明けになってリラ下落がまた進行しそうな勢いになってきた。

WTI原油

55ドル到達後急落

OPEC加盟国や非加盟国で昨年末に合意した減産が、今月から実施されることになった。減産開始を受けて3日のNY原油は日中から夜にかけ一旦上昇し55ドルを超えた。しかしその後は米ドルや米株式市場とともに原油相場も急落し、一気に2ドル以上下げて52ドル台をつけた。そのまま4日朝まで回復は見られず、52ドル台で推移。

米ドル安にともなって上昇しFOMC以来の高値

米ドルと反対に動くことの多い金だが、3日も同じだった。日中に1,150ドル台後半にあったNY金は、夕方以降に米ドル高にともなって下落し1,140ドル台後半に。その後日付が変わって米ドルが急落すると、金は上昇し1,160ドルを超えた。この日の高値水準は、12月のFOMCで利上げが発表される直前以来、約3週間ぶりとなる。

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