音楽を配信するサービスとして世界最大の企業に成長したスポティファイ(Spotify)が、2月28日にNY証券取引所に上場を申請した。これは上場すれば時価総額が2兆円を超える、大型上場になると見られている。
音楽をネット上で配信するサービスにはいろいろあり、Appleが提供しているアップルミュージックもある。しかしAppleやGoogleなどのIT大手を抑えて現在世界最大になっているのは、スウェーデンから生まれたスポティファイ(Spotify)という企業だ。
スポティファイは2006年に設立され、2008年から音楽配信サービスを開始。そして最初は欧州でユーザーを増やした後、2011年からアメリカにも進出した。また日本法人も設立され、2016年9月から音楽配信サービスを提供している。
スポティファイには無料サービスと月額の有料サービスがあり。無料のユーザーが利用する場合には広告が表示されることで、広告料を収益源としている。また有料ユーザーは月額料金を支払っている。
現在では音楽配信サービスとして世界最大と言われ、2017年末時点でのユーザー数は全世界で約1億6000万人。有料ユーザーは約7000万人となっている。また上場していないので公表されていないとは言え、売上高は20億ドル(約2100億円)を超えると言われる。
そのスポティファイが、NY証券取引所に上場を申請した。上場すれば時価総額は日本円で約2兆4000億円という大型上場になると予想されている。しかしこの規模であっても、「過去最大」と呼べるほどのものではない。2014年9月に上場した中国のIT企業・アリババは超大型上場として話題になったが、アリババの上場時の時価総額は日本円で約25兆円だった。それに比べると、スポティファイの予想時価総額は1桁少ない。
しかしスポティファイが大型上場であることは間違いない。ではスポティファイが上場したとして、その株の見通しはどうなるだろうか?これまでAppleやGoogleを抑えて音楽配信サービスとして世界最大のシェアを維持してきただけあって、成長性や将来性はかなりいい。
ただし現在の株式市場が、高値圏にある点には要注意だ。アメリカの株式市場は2009年以来9年間も上昇トレンドを続けてきており、そろそろ上昇トレンドが終わってもおかしくない。
特に2013年頃から「FAANG」などと言われ、FacebookやApple、AmazonといったIT企業の株が大きく上昇した。だから同じIT企業のスポティファイが今年前半に上場したらそれなりの高い値はつくだろう。
だが今後米株式市場自体が下降トレンドに入ったら、スポティファイ株も下がる可能性がある。スポティファイの株に投資をするなら、こういった状況を踏まえて行なうようにしたい。
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