金価格は史上最高値の更新が続いており、国内の金地金価格はもうすぐ大台の1g=2万円をつけようとしている。金の上昇だけが多く報道されているものの、金とともにプラチナや銀の価格も上昇している。
金の価格上昇が止まらない。2023年末時点では1オンス=2,000ドルだったNY金は、2024年から今年にかけてFRBの利下げ観測などを材料に急上昇。23日には一時3,790ドルをつけて2023年の終値から2倍近くになっている。
また日本の金現物価格の指標として田中貴金属工業が毎日発表する金地銀の店頭小売価格が利用されるが、9月24日は1g=19,736円で大台の2万円まであとわずかに迫っている。
金の上昇は経済記事などで頻繁に取り上げられているが、金とともに他の貴金属銘柄であるプラチナ(白金)と銀の価格も上昇している。
2000年代頃のプラチナは金より高い価格を維持していた。メンバーシップなどは一般的に「プラチナメンバー」が「ゴールドメンバー」より高いランクで、金より価値の高い貴金属であるはずだった。
ところが2008年のリーマン・ショック頃からプラチナ価格が伸び悩んだのに対し金は上昇が続き、NYプラチナは2016~24年の9年間は1オンス=1,000ドル付近で停滞していた。2024年末の金価格は2,700ドルだったので、すでにプラチナと金には3倍もの差がつけられていた。
だが今年5月頃からようやくプラチナ価格はレンジをブレークして上昇し、9月24日現在で2014年以来11年ぶりの高値となる1,480ドルをつけている。
そして金やプラチナと同様の貴金属銘柄である銀も上昇している。銀の価格はNY先物市場において1オンスあたり2桁ドルであり、金やプラチナに比べると遥かに安い。
銀価格も2015~23年の9年間は上昇できず低迷の時代が続き、2015~19年の5年間は15~20ドル、2020~23年の4年間は20~30ドルのレンジで主に推移していた。
2024年になると銀価格は上昇トレンドに入り、30ドルのレンジ上限をブレーク。そして2025年に入っても上昇が続き9月24日現在で2011年以来14年ぶりの高値となる44ドルをつけている。
金は金利を生まない資産であるため、金利が上がると売られやすく逆に下がると買われやすいと言われる。2024年から25年にかけて米FRBをはじめ多くの国で利下げが行われているために金が買われやすい地合になり、価格上昇が続いてきた。
しかし金利を生まない資産であり金利によって地合が変わる点はプラチナや銀も同じであり、利下げサイクルが続く限りプラチナや銀の堅調地合も続く可能性がある。
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