2日の午後10時半に米11月雇用統計が発表。予想の前月比18万人増に対し、発表は17万8000人増とやや低い数字が出た。また前月の数字が、16万1000人から14万2000人に下方修正された。
雇用統計の数字はやや悪かったものの、同時に発表された11月失業率は予想の4.9%に対して4.6%と発表され、サブプライム問題で株式市場が暴落した2007年8月以来約9年ぶりの低水準となった。
発表前に114円付近にあった米ドル/円 [i] は、発表直後に低調な数字を受けて40~50銭下落。その直後に114円10銭まで上昇する乱高下を見せつつも、午後12時頃には113円50銭付近まで米ドル安になった。
また今回の雇用統計では、平均時給が前月比-0.1%となり、約2年ぶりにマイナス圏に沈んだ。
雇用統計は予想よりやや悪かったとは言え、この水準なら12月13~14日のFOMCで利上げが行われる可能性はまだ高いと見られる。
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