海外の大手仮想通貨取引所・バイナンスが、株式銘柄をトークン化した商品の提供開始を発表した。同様のサービスはすでにFTXという仮想通貨取引所も開始しており、今後は多くの仮想通貨取引所に広がっていることが予想される。
中国発の大手仮想通貨取引所であるバイナンス(Binance)が、12日になって株式銘柄をトークン(仮想通貨)化した商品の提供開始を発表した。バイナンスは中国で創業された仮想通貨取引所だが、中国で仮想通貨に対する規制が厳しくなってきたことから他国へ移転。
一時は「ヨーロッパのマルタに本社がある」と言われていたものの、最近になってバイナンスはこの説を否定し、いろいろな国にオフィスがあると述べていた。
そのバイナンスが、12日に株式銘柄をトークン化して売買ができるようになる商品の開始を発表。開始時刻は日本時間で同日の午後10時35分とされた。最初に提供する銘柄は、米EV大手のテスラ(銘柄コード:TSLA)だという。
このような株式のトークン化商品は、バイナンスが初めてではない。海外仮想通貨取引所のFTXは、昨年10月から同様の商品を提供している。FTXもテスラなど米株式市場の主要銘柄をトークン化して提供しているが、特筆すべきはIPOを上場日の前に売買できるようにしたことだ。
民泊サイトのAirbnb(銘柄コード:ABNB)は、昨年12月10日にNY株式市場に上場した。そしてFTXはAirbnbの株式をトークン化した商品をその数日前に提供したので、投資家は上場前にAirbnbの株式に追随するトークンを売買することができた。
FTXの株式トークンは、IPOでも上場前に取引ができるというメリットの他に、24時間取引ができるというメリットもある。株式市場が閉まっている時間でも、特定の株式銘柄のトークン化商品が売買できる。
またバイナンスが提供している株式トークンは、1/100株が最小取引単位となっている。だからかなり高くなって1株では買えないような金額になった銘柄でも買うことができる。
余談ではあるがアメリカでは基本的に全ての株式が1株から買えるが、日本の株式市場は全銘柄で最小取引単位が100株となっている。だから株式取引を始めるためにまとまった資金が要り、参加するためのハードルはアメリカより高い。
しかしバイナンスの株式トークンのような商品があると、価格が高い銘柄も比較的少額で買うことができる。今のところ株式トークンを提供している取引所はまだ数えるほどだが、今後はさらに増えて日本でも同様のサービスが始まるかもしれない。
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