現在主に大阪取引所で取引されている指数先物・オプションの一部について、来年5月26日から適用される予定の限月変更案が10日に発表された。日本取引所グループはこれらの案についてパブリック・コメントを募集している。
現在日本で取引されている株価指数先物・オプションはほぼ全て大阪取引所で取引されている。そしてその中の一部の銘柄について、持株会社の日本取引所グループが10日に限月変更案を発表した。この案は2025年5月26日に適用を予定されており、発表後はパブリック・コメントを募集している。
そして肝心の変更点は2つある。1つ目はTOPIX先物の限月変更。現在のTOPIX先物は3月、6月、9月、12月の3ヶ月ごとの限月が取引されており、その中で直近5限月分が市場に出ている。つまり2024年5月現在なら、2024年6月、9月、12月と、2025年3月と6月限が取引されている。
それが大幅に拡張され、6月・12月限については直近10限月分になる。つまり2024年5月時点でこのルールが適用されていたら、5年近く先の2028年12月限までの先物が取引される。3月・9月限は直近3限月分なので、これまでとほぼ同じく約1年数ヶ月先までということになる。
もう1つの変更は日経225ミニオプションだ。日経225ミニオプションは取引単位が価格の100倍で、1000倍である日経225オプションの10分の1となっている。
もともと日経225オプションは清算日が毎月第2金曜(祝日にあたる場合前日、以下全ての清算日について同じ)のものだけであった。この第2金曜はSQ(特別清算日)と呼ばれ、先物・オプションの清算日にあたることから株式市場が大きく動く可能性もある日として投資家には警戒されてきた。
しかし2015年には日経225オプションのウィークリーオプション取引が始まり、第2以外の毎週金曜が清算日のオプションが追加された。
2023年5月には、日経225ミニオプションのウィークリーを始める代わりに日経225オプションのウィークリーを廃止。つまり実質的にウィークリーオプションがレギュラーサイズからミニサイズに移行された。
10日の発表では毎週金曜が清算日の日経225ミニオプションに加え、新たに水曜が清算日のものを追加するとされた。期間は直近4週間と発表されたので、約1ヶ月先までは毎週水曜と金曜の週2回分の日経225ミニオプションが取引できることになる。
これまで「SQ」と言えば金曜というのが日本の株式市場の常識だったが、来年以降は小規模とはいえ水曜にもSQと同様の清算日が設定されることになる。
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