24日は天皇誕生日の振替休日で、日本の株式・先物市場は休場している。しかしその間も海外では金融市場が動いており、COVID-19懸念から多くの国で株価が大きく下落している。
1月下旬に発覚したCOVID-19(新型コロナウイルス)の流行は、2月になっても収まらずむしろ先週から日本や韓国など他国でも深刻化している。それにも関わらず先週は株式市場が比較的堅調で、アメリカのNASDAQ総合指数は9,800を越えて史上初の10,000まであとわずかと迫った。
そして週明け24日は日本が今年から制定された2月23日天皇誕生日の振替休日で、株式・先物市場は休場。日本の投資家にとってはCOVID-19の脅威から離れて一服できる日のはずだった。
しかし海外では通常通り金融市場が開いている。そしてCOVID-19の脅威は今日も金融市場を大きく揺るがした。今日取引が行われている多くの国で株が下がっており、例えば韓国のKOSPI指数は3.9%安の2,079で終了した。
夕方以降開いている欧州各国の市場も暴落と言ってもいい状況にある。夜9時過ぎ現在でイギリスのFTSE100は前日比3%安、ドイツのDAX指数は同3.5%安、フランスのCAC40は同じく3.5%安で推移している。
また世界最大の株式市場であるNY市場も厳しい。NY株式市場自体は日本時間の夜遅くから開くが、日中でも取引されているダウ工業平均先物が暴落している。先週金曜は28,900ドル台で終了した同先物は、24日になって一時800ドル安の28,100ドル台まで下げた。
そしてアメリカではシカゴのCMEで日経225先物が取引されているが、そちらも最大で22,200円台まで下げている。先週金曜の日経225平均の終値は23,386円であり、そこから1,000円以上もの暴落が起きている。
株式市場が暴落している一方で、暴騰している市場もある。それは金だ。「有事の金買い」と言われるように世界経済に対する不安が高まると金が買われやすくなる傾向にあり、今はまさにその法則通りに金が買われている。
先週終了時点でNY金は1,645ドルだった。この水準でも2013年以来7年ぶりの高値なのだが、24日は上窓を開けて1,660ドル台からスタート。夕方頃になると一段と上昇し、夜には1,680ドルをつけた。
一方で為替市場ではこれまでの通例のように急激な円高になっているわけではない。先週を111円50銭台で終えた米ドル/円は、24日の朝方から夜にかけて20~30銭ほど円高になっただけだった。
なおこれからアメリカではNY株式市場が開く時間になる。NY株式市場が開始前のダウ先物の水準からさらに下落すれば、ダウ1,000ドル安もありえる。そうなったら3連休明けとなる25日の東京市場は惨憺たる状況になるだろう。
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