今週になって仮想通貨全般が暴落し、ちょっとしたパニックになっている。その中にあって、暴落しただけではなく公式の取引所自体が閉鎖されてしまった仮想通貨もある。それがBitConnect(ビットコネクト)だ。なぜこのような事態になったのだろうか?
ここ1~2年のビットコインなど仮想通貨の高騰を受け、ビットコイン以外にも多数の仮想通貨が開発され、市場に出回るようになった。そして2016~17年の比較的最近生まれた仮想通貨に、ビットコネクトがある。
ビットコネクトはアメリカで生まれ、仮想通貨と同じBitConnectという名前の企業が開発。そして自社で取引所を運営していた。通貨としての表記は「BCC」と書く。
しかしこのビットコネクトには、普通の仮想通貨にはない特徴があった。それは「仮想通貨BCCを購入してからビットコネクト社に貸し付けることによって、利息がもらえる」というものだ。ただしこのような仕組みに疑いを持つ者も多かった。
去年の1月には1枚が日本円で20円程度の価値しかなかったBCCだが、去年の仮想通貨ブームに乗って価値が高騰。12月にはなんと1枚=5万円になったので、1年弱で価値が2,000倍以上になったことになる。
史上最高値まで上昇してイケイケムードかと思いきや、今年の1月16日になって突然「取引所を5日以内に閉鎖し、仮想通貨BCCの取引や貸付業務を停止する」と発表した。これは投資家にとっては寝耳に水だったに違いない。
ビットコネクト社の発表によると、運営する取引所において登録されていない商品を販売したことから、テキサス州とノースカロライナ州の当局から業務停止の通告を受けていたとのことだった。それを受けて取引所を閉鎖するという。
もともとBCCは「ネズミ講に該当する」と指摘されることも多かった。BCCを買ってから貸し付ければ利息がもらえるというが、別の人々にBCCを販売して利息を払っていたとすれば、ネズミ講そのものになる。
このニュースが流れると、BCCの価値は90%以上暴落。発表前は1枚=3万6000円ほどあった価値が、発表後は一時2,200円まで下がってしまった。しかしその後は多少リバウンドを見せて、18日夜現在では6,000円付近にある。
このように価値が暴落してしまうと、ホルダーにとってはパニックになる。ではこのようなケースを避けるためにはどうすればいいのか?ビットコネクトの場合、「仮想通貨を貸し付ければ利息がもらえる」という仕組みがそもそも怪しかった。仮想通貨の取引を行なうのは良いが、このようは怪しい仕組みの通貨には手を出さない方がいいということだろう。
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