21世紀になってからの20年間に、世界では多くのITベンチャーが生まれ、そして上場してきた。それを支えてきたのはベンチャー企業に資金を出す投資家なのだが、COVID-19のためにベンチャー投資も今後しばらくは下火になることが予想される。
21世紀になってからまだ20年しか経っていないが、20世紀と21世紀の大きな違いはインターネットが世の中に存在するか否かと言える。インターネットは20世紀最後の数年で爆発的に普及し、21世紀になると生活に不可欠な存在となった。
そしてインターネットの発展を支えてきたのは、無数のITベンチャー企業だ。この20年間で世界では多くのITベンチャー企業が生まれ、その中には上場し世界的な企業になったものもある。
ベンチャー企業の発展には、資金を出し支援をする投資家の存在が欠かせない。ベンチャー投資家と一口に言ってもいろいろな企業・個人がいる。ベンチャー投資を専門に行う企業は、ベンチャーキャピタルと呼ばれる。またアメリカでは個人でベンチャー企業に投資を行う富裕層を「エンジェル」と呼ぶ。
こういった投資家からの資金でベンチャー企業は事業を拡大することができ、企業が成長すれば投資家も保有している株式が値上がりしてハイリターンを得られる。ベンチャーと投資家の関係は、資本主義経済が発展していくためには不可欠なものだ。
しかしそれもCOVID-19(新型コロナウイルス)のために難しくなってきている。ウイルス感染の拡大を防ぐために、世界中の国が外国人の入国や自国民の出国を制限し、その結果航空便も多くが欠航となってしまっている。
投資家がベンチャーに投資をするには、実際にオフィスに出向き、経営者と会い、事業の様子を見るのが当然と言える。ネットなどを通してもある程度までは事業や経営者の能力・人柄を知ることはできるが、それだけでは足りない。やはり実際に出向いて目で見てみないとわからない点も多い。
ところがCOVID-19のために、現在では相手のオフィスに出向くことが極めて難しくなった。もちろん投資家と同じ国にあるベンチャーなら可能だが、国境を越えて行うことが難しい。飛行機の国際線はほぼ飛ばなくなったし、たとえ乗れたとしても相手の国から入国を制限・拒否される可能性も高い。
だから今後しばらくは、海外のベンチャーに投資をするという事業は難しくなる。海外ベンチャーへの投資を主にやっている代表的な企業にソフトバンク・グループがある。ソフトバンクGは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」というファンドを立ち上げ、10兆円もの資金を集めて多くの海外のベンチャーに投資をしてきた。
最近になって資金規模は小さいものの、第2弾のファンドを立ち上げたと言われる。しかし現状では第1弾のように投資を進めることは難しい。ビジョン・ファンドの例に限らず、当面の間ベンチャーへの資金は集まりにくく、新しい企業が生まれて成長しにくい環境が続く。
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