マイクロソフトが29日のNY株式市場終了後に10~12月期の決算を発表。増収増益で売上高は過去最高と良好な決算だったものの、クラウドの成長率が市場予想より低かったことで発表後の時間外NY株式市場で同社の株は下落している。
マイクロソフト(銘柄コード:MSFT)が、29日のNY株式市場終了後(日本時間30日早朝)に10~12月期の決算を発表した。
その内容によると売上高は前年同期の620億ドル(現在のレートで約9兆6000億円、以下同じ)から12%増の696億ドル(約10兆8000億円)で、市場予想の688億(約10兆6600億円)を上回った。
純利益は前年同期の218億7000万ドル(約3兆3900億円)から10%増の241億ドル(約3兆7300億円)。EPS(1株あたりの利益)は3.23ドルで、市場予想の3.11ドルを上回った。
決算を全体として見ると増収増益で売上高・EPSともに市場予想を上回っており、かつ売上高は過去最高となる良好な決算だった。またマイクロソフトの増収増益はこれで8四半期連続となった。
部門別に見ると、Microsoft 365の法人向け製品・クラウドサービス部門の伸び率は前年同期比(以下同じ)+15%、法人向けクラウド部門は+16%、個人向け製品・クラウドサービス部門は+8%、個人向けクラウド部門は+8%。
社会人向けのSNS・LinkedIn部門は+9%、Dynamicsの製品・クラウドサービス部門は+15%、Dynamics 365部門は+19%。サーバー製品・クラウドサービス部門は+21%、WindowsのOEM・デバイス部門は+4%、ゲーム機のXbox部門は+2%、検索とニュース広告部門は+21%だった。
そしてクラウドのAzure(アジュール)部門は前年同期比+31%と他の部門より抜きんでた成長率を見せたが、Azure部門の市場予想は+32%であった。また来期・2025年1~3月期の成長率見通しも31~32%と発表され、市場予想の33%を下回った。
29日のNY株式市場では442.33ドルで終えたマイクロソフト株だが、増収増益決算にも関わらずクラウドの成長率が予想を下回ったことや、来期の見通しが予想を下回ったことなどを受けて下落。NY時間外市場では29日終値から約4%低い水準で取引されている。
4%下がってもまだマイクロソフト株の時価総額は3兆ドル(約465兆円)を超えており、株価・業績ともに世界トップクラスのIT企業の座は揺るぎない。
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