これまでビットコインはステーキングができなかったが、ビットコインでステーキングができるプラットフォーム「バビロン」の稼働が22日に始まる。これからはビットコインでもステーキングができる時代になる。
仮想通貨の取引処理方法には主に2つある。ビットコイン(BTC)などで使われている仮想通貨初期からの方法がPoW(プルーフ・オブ・ワーク)。PoWではマイニングとして有志が自分のコンピューターのリソースを仮想通貨の取引処理に提供し、その代わりにマイニング報酬として少額の仮想通貨を受け取る。
しかしマイニングには膨大な電力が消費されるため、環境負荷が高いとの批判が高まっていた。そこで消費電力を抑えるための新しい取引処理として開発されたのがPoS(プルーフ・オブ・ステーク)だ。
PoSではステーキングとして、多くの通貨を持つ者が取引処理を行う権利を与えられ、ステーキング報酬としての少額の仮想通貨を受け取る。これによって仮想通貨からのインカムゲインが得られるというメリットも生まれた。
世界2位の仮想通貨イーサリアム(ETH)も当初はPoWだったが、その後何度かのアップデートを経て現在ではPoSに移行している。最近ではPoSの方が仮想通貨の主流になりつつある。
ビットコインは依然として世界1位の仮想通貨であるが、ステーキングができないというネックがある。しかしビットコインでステーキングをできるようにするために開発されたプラットフォームが「バビロン(Babylon)」であり、バビロンは22日からいよいよ稼働が始まる。最初の段階ではステーキングの枚数をビットコイン1,000枚(約88億円)に制限する。
バビロンを使うとビットコインでステーキングができる仕組みは以下のようになる。PoSのブロックチェーンは「ロングレンジ攻撃」という攻撃にさらされることがある。その攻撃を防ぐ方法として、ロングレンジ攻撃されやすい仮想通貨の取引記録をビットコインのブロックチェーンにも記録する方法が考えられていた。
そのような方法はこれまでいくつかの問題があってなかなか実施できなかったのだが、バビロンはまず他の仮想通貨の取引をビットコインのチェーンに記録することを仲介して容易にする。
ビットコインのチェーンに他のPoS通貨の取引が記録されることで、ビットコインでもステーキングができるようになる。今後このプラットフォームがどこまで普及するかはまだわからないが、普及すればビットコインのステーキングもPoS仮想通貨と同様に一般的になっていくだろう。
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