最近急上昇が見られるビットコインは、11日の未明に昨年11月以来約5ヶ月ぶりとなる60万円をつけた。しかしその後は11日日中から夜にかけて下落しており、今回の上昇が本物かどうかは疑わしい状態にある。
2018年は低迷が続いたビットコインを初めとする仮想通貨市場だが、最近になって久しぶりに景気の良い上昇が見られた。最初に上昇したのは4月2日で、この日にビットコインは47万円から57万円まで突然10万円も上昇。3日以降はそこまで目立った急上昇はないものの、じりじりと値を上げてきて11日未明には昨年11月以来の60万円をつけた。
ビットコインは昨年11月に70万円から40万円台まで大きく下げた。これは11月の中旬にビットコインキャッシュがハードフォークを予定していたが、この際に混乱が生じたことを嫌気した投資家が多かったためと見られている。ビットコイン価格はその後、つい最近まで40万円台で低迷していた。
しかし4月になって2017年後半の世界的ブーム以来かと思わせる急騰が見られ、2日の急騰前の47万円から11日未明には60万円と、9日間で27%も高騰した。これはビットコインのホルダーが沸くに十分な急上昇だったと思われる。
とはいえ11日日中から夜にかけてビットコインは反落し、夜には55万円台まで下がっている。この動きを見てもわかるように、4月のこれまでの上昇が今後も続くかどうかはかなり疑わしい。
2017年後半には世界的な仮想通貨ブームになったが、あれだけのブームがまたくる可能性はかなり低い。まず2017年当時は仮想通貨に対する認知度が低く、何も知らずに「絶対上がるはずだ」と考えて仮想通貨に飛びついた投資家が多かった。
だが現在ではすでに2017年後半の世界的ブームを経て、2018年になって仮想通貨価格が暴落するところも見てきた者が多い。これからは2017年のように仮想通貨に多くの人々が飛びつく可能性は低いだろう。
また仮想通貨自体の数も増えた。ビットコインは相変わらず仮想通貨の中でも時価総額・知名度ともに1位にある。しかし仮想通貨の数は2017年当時より確実に増えており、また企業が独自に発行する仮想通貨も増えた。この状況でビットコインやイーサリアムなどメジャーな仮想通貨だけに資金が集中することは考えにくい。
なので2日から11日にかけてビットコインが上昇し60万円になったとしても、それだけで今後またビットコインが急上昇していくと考えるのは早計と言える。それでも全く動かないよりはいいので、ビットコインのホルダーの中には今後に期待している者も多いかもしれない。
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