19日に米仮想通貨取引所のコインベースが、仮想通貨取引所として初めてS&P500指数に採用された。さらに22日頃にはビットコインが米ドル建てで11万ドルを突破して最高値を更新しており、仮想通貨市場には明るいニュースが増えてきている。
19日月曜から、米大手仮想通貨取引所のコインベース(銘柄コード:COIN)がS&P500指数に採用された。仮想通貨取引所株がS&P500指数に採用されたのは米株式市場初めてとなる。この採用が発表されたのは12日月曜だったが、発表を受けて翌13日火曜にはコインベース株は24%も暴騰した。
仮想通貨業界は2017年頃から急成長してきたが、その一方で大手取引所・FTXの破綻などもありかなり浮き沈みが激しかった。その中でコインベースは上場を経てついにS&P500指数採用まで達成した。
コインベースは2012年にアメリカのサンフランシスコで創業され、その後2017年頃から仮想通貨が世界で爆発的に普及したことで急成長した。2021年4月にはNASDAQに上場に成功。この上場は、既存のIPO方式ではなく証券会社を通さない直接上場という手法で行われた。
上場直後には株価が429ドルをつけたものの、これが最高値となり現在まで約4年間、まだ最高値更新はされていない。2022年にはテラ・ショックやFTXの破綻などがあり仮想通貨市場が冷え込んだことで、一時は30ドルまで低迷したこともあった。
しかし2023年からは株価も回復傾向にあり、最近では250ドル付近で推移している。S&P500指数にも採用され、今後の上昇が期待できる。
一方ビットコイン(BTC)の動きを見ると、4月中旬以降はかなり順調に上昇している。4月上旬にトランプ大統領が相互関税を発表したことで世界的な景気後退懸念が台頭し、株式や仮想通貨市場は暴落した。
だが金融市場の動揺を見たトランプ大統領は関税の一部を90日間停止と発表し、その後は株・仮想通貨市場ともに回復基調になった。その中でも特にビットコインの上昇は他の仮想通貨と比べて際立っており、5月22日頃には米ドル建てで11万ドルを超えて1月の史上最高値を更新した。
この上昇の背景には、関税政策や財政問題から来る基軸通貨としての米ドルへの不安があると見られている。既存の通貨への不安から、国家の枠にとらわれないビットコインへの買いが増えている。
今年1月後半から4月初頭まではやや低迷していた仮想通貨市場だが、コインベースのS&P500採用やビットコインの最高値更新など楽観的になれるニュースが増えてきている。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。