10月にTwitterを買収してCEOに就任したイーロン・マスク氏だが、就任後の運営はかなり迷走している。そして18日になってTwitterのCEOから退任すべきかどうかを問う投票をTwitter上で行っており、19日夜現在退任に「賛成」が過半数となっている。
テスラのイーロン・マスクCEOは、2020年頃からのテスラ株高騰で一時は世界一の富豪になった。そしてマイクロソフトのビル・ゲイツやAmazonのジェフ・ベゾス氏らと違い、その発言や行動が物議を醸すことが多い。
マスク氏は今年もいろいろ話題を提供してきたが、最大の話題は10月末に完了したTwitterの買収だった。マスク氏自身が以前からTwitterユーザーだったが、Twitter上で自由に意見交換が行われず発言の削除などが多いことに疑問を持っていた。そしてTwitterを変えるために買収を提案して10月末に完了。自らがCEOに就任した。
しかし就任直後からマスク氏による経営はかなり迷走してきた。以前から述べていた通り、これまで規制されていた差別的発言などの取り締まりを緩め、買収前は停止されていたトランプ元大統領のアカウントも復活させた。
以上の措置は買収前から予告していたことなのでそれほど問題はない。だがそれに加え、Twitterの全世界の従業員の半分以上を解雇。一部では解雇のしすぎで運営ができなくなったため、辞めさせた社員を呼び戻すようなこともあった。
そして先週末になってまたマスク氏が世界を驚かせる行動を見せた。現在就いているTwitterCEOの職について、「私は辞任すべきと思うか?」と問う投票をTwitter上で実行。マスク氏は「結果がどうあれ従う」と述べていた。
この投票は世界各国から参加者があり、19日夜現在で合計1,700万票以上が投じられた。そしてこれまでのところ、約57%が辞任に「賛成」と、「反対」をやや上回っている。このまま終了すれば、マスク氏は約束通りTwitterのCEOを辞任することになる。
また先週14日には、自分のプライベートジェットの位置を追跡していたアカウントを停止した。それだけならいいのだが、その措置を批判していたジャーナリストのアカウントも停止した。
これらの停止措置に関し、メディアだけではなく国連も「言論の自由に反する危険な先例となる」として批判。マスク氏は言論の自由を守るためにTwitterを買収しCEOになったのだが、逆に言論の自由を自ら弾圧する行為となってしまった。
この行為に対する批判が高まったため、停止したアカウントを復活させるべきかどうかについてもTwitter上で投票を実施。復活賛成が過半数だったためにすでに復活させた。
さらにマスク氏は最近になり、Twitterに投資する新たな投資家を探しており、自分が買収した時と同じ1株あたり54.2ドルでTwitter株を提供すると述べている。
マスク氏がTwitterを買収してからまだ2ヶ月弱だが、この間の経営はかなり迷走してきたと言える。今回の投票でCEOから辞任したら、マスク氏のTwitter運営は極めて短期間で終わることになる。
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