今週の11日未明にビットコインETFがついに承認された。昨年秋頃からビットコインETFの承認見通しが高まりビットコイン価格は上昇。承認されて実際に各市場に上場された11日夜に714万円のピークをつけたものの、その後100万円ほど急落した。これは「噂で買って事実で売れ」の典型と言える。
今週の11日木曜未明に、アメリカで昨年から期待されていたビットコインETFがついに承認された。それまでに申請されていた11本のビットコインETFが全て承認され、同日夜には全てのETFが各市場で取引を開始した。
ビットコインETF承認への期待を背景に、昨年からビットコイン価格が上昇。そして他の仮想通貨も続き仮想通貨市場はまた盛況になった。
昨年6月には世界最大の資産運用会社・ブラックロックがビットコインETFを申請し、すぐに他の複数社が続いた。申請前の6月上旬のビットコイン価格は380万円付近であり、申請の報道を受けて多少上昇した。
しかし当初はまだ承認されるとの期待は大きくなかったため、ビットコイン価格は大きく上昇せずに400万円付近に留まっていた。
流れが変わったのは10月中旬。アメリカではグレイスケールという企業がビットコイン投信からETFへの転換を申請して却下されたため、SEC(証券取引委員会)を訴えていた。この裁判は8月末にすでに判決が出ていたが10月中旬に「SECが上告を断念した」と報じられ、それがSECがビットコインETFの存在を認めたものと解釈された。
この頃からビットコイン価格の急上昇が始まり、12月5日までに50%以上上昇してこの日には650万円をつけた。その後は600万円台前半で推移していたが、年明けの11日早朝についにETFが承認。この時点でのビットコイン価格は670~680万円であった。
そして同じ日の夜に承認された11本のビットコインETF全てが取引開始。取引開始に伴いビットコインがさらに買われて2022年11月以来の710万円をつけた。
ところがその後、12日未明から夜、そして13非未明にかけてビットコイン価格は急落。13日早朝には一時600万円に接近と、24時間あまりで100万円以上も下落した。
これはまさに市場の格言である「噂で買って事実で売れ」そのものの動きだ。なおこの格言は日本だけのものではなく、海外でも英語で同じ格言が存在する。
格言の前半「噂で買って」とは、今後当該企業にとっていい材料が「出るだろう」と見通しが出てきた時に買えば、その後株価は上昇することが多いという意味。後半に「事実で売れ」とは、その材料が出てしまったらその後もう新しい買い材料が出ないので、その後株価の上昇は見込めずそこで売った方が良いという意味。
今回は株ではなくビットコインだが「噂で買って事実で売れ」の格言通りになった。相場の格言はかなり事実を突いているものも多いということか。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。