SNSをテーマとした仮想通貨「YAY」は、仮想通貨取引所のbitFlyerでIEOとして売り出すことが決まっている。そのYAYに関するホワイトペーパーが8日に発表され、今後の具体的な方向性が示された。
企業が取引所を通して仮想通貨を不特定多数に販売し、事業資金を調達するIEO(Initial Exchange Offering)は海外では多数行われてきたが、日本ではこれまで4例だけだった。
しかし企業が保有する仮想通貨に対する税制が改善される見通しもあり、これからは増えていくことも期待できる。またすでにゲーム会社のBrilliantcrypto(ブリリアンクリプト)が発行するIEOも発表されている。
それとは別にSNSをテーマとした仮想通貨のIEOも進められている。これは株式会社ナナメウエが運営するSNS「YAY(イェイ)」上で使われるために発行される、同名の仮想通貨「YAY」をIEOとして売り出すもの。
売り出す仮想通貨取引所はbitFlyer(ビットフライヤー)で、同社としては初のIEOとなる。bitFlyerを通したYAYのIEOは昨年8月に発表されていたが、まだ具体的な上場時期も決まっておらずこれまで大きな進展がなかった。しかし今週8日になって、YAYプロジェクトのホワイトペーパーが公表された。
SNSのYAYは「好きでつながるバーチャルワールド」をコンセプトに、趣味をテーマにしたサークルなどのコンテンツで交流ができるもの。2020年1月にサービスを開始した後、若い世代を中心に人気が爆発し2023年11月までにユーザー数は800万人を超えた。
仮想通貨YAYは、このSNS上の通貨として開発されたイーサリアムのブロックチェーンを使った仮想通貨。YAYのプロジェクトは「SocialFi(ソシアルファイ)」の実現を目指している。
SocialFiとは、SNSの「Social」と金融の「Finance」の頭にあるFiを融合させた言葉。SNSと金融の融合という意味を持つ言葉であり、例えばSNS上で「いいね」などをもらった場合に報酬として仮想通貨が付与されるサービスなどがそれにあたる。
これまでのSNSは純粋に交流を目的としたものだったが、SocialFiでは金融要素を入れて「お金を稼ぐ」ことを目的にできる。
SocialFi実現のために発行される仮想通貨YAYは上限枚数100億枚と決まっており、その3%にあたる3億枚がbitFlyerのIEOで売り出される。売り出されないYAYが97億枚も残っているのでかなり多いが、それらの一部にはロックアップがかかりIEO上場後すぐには売れないようにする。
BrilliantcryptoとYAYという2つのIEOが現在進行中だが、ゲームとSNSというこれまで4例とは違う分野でのIEOとなる。IEOとしてどこまで成功するかに注目したい。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。