オンライン送金サービスのPayPalがステラのブロックチェーン上でステーブルコインを発行すると発表したため、ステラのレートが週末から14日にかけて60%も暴騰した。
ビットコインは好調な動きが続いており、14日月曜には米ドル建てで節目の12万ドルを超えてまたも史上最高値を更新。円建てでも1,800万円を超えた。
そしてビットコイン高は仮想通貨全体にも波及しており、主要仮想通貨の大半が上昇している。そしてその中でも上昇率が際立っており、週末から14日日中にかけて50%以上暴騰したのがステラ(XLM)だ。
ステラはステラルーメンとも呼ばれるが、ここでは「ステラ」の名前で通す。ステラはステラ開発財団が主導で開発された仮想通貨で、2014年2月頃から流通を開始。現在の総発行数量は500億枚と決められている。
ステラ開発財団で開発に携わっているメンバーの中心はそれまでリップル(XRP)の開発にも携わってきた者が多いため、リップルとかなり結びつきが強い仮想通貨と見られている。主な目的は個人が国境を越えて自由に送金ができるようにするためにあり、そのため安い手数料で速く送金ができる仕組みがある。
そのステラだが、先週は仮想通貨市場全体の堅調な地合を受けて上昇。7月5日土曜時点では34円付近だったレートは、6日頃から急上昇して11日金曜夕方には46円をつけた。
そしてその後、11日夜から12日未明頃に、オンライン送金大手のPayPal(ペイパル)が、ステラのブロックチェーン上でステーブルコイン「PYUSD」を発行すると発表した。ステラのブロックチェーンで発行すると述べたことで、この発行によってステラの需要が急増するとの期待が増大。それによって発表後から週末にかけてステラが暴騰し、14日月曜には一時11日夕方頃より60%以上も高い75円をつけた。
現在広義の仮想通貨は世界に大量に出回っているが、そのほとんどは他の通貨のブロックチェーン上で発行されているので狭義で言えば「トークン」になる。独自のブロックチェーンを持っている狭義の仮想通貨はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など一部に限られるが、特定のチェーン上で他に有力なトークンが発行されるとそのチェーンの通貨が上がりやすい。
一時はイーサリアムがかなり好調な値動きをしていたことがあったが、それはNFTのほとんどがイーサリアムのチェーン上で発行され、NFTが世界でかなりブームになっていたことが一因とも言われる。だが最近NFTは伸び悩んでおり、NFTがイーサリアムの買い材料となっていた時期は過ぎた。
今回はステラのブロックチェーン上でかなり有力と思われるステーブルコインが発行されたことが、ステラの強力な買い材料になった。独自のブロックチェーンのある仮想通貨はこのような形でも価格上昇が期待できる。
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