海外では盛んに行われているのに対し日本ではまだ2例しかないIEOだが、この春に第3弾と第4弾が続けて上場される。今年から企業の仮想通貨に対する税制も改正されるため、今後はIEOがもっと増えるのではないかと期待できる。
企業が仮想通貨を発行し、取引所を通して不特定多数に販売する形で資金を調達するIEO(Initial Exchange Offering)は、海外ではすでに盛んに行われている。しかし日本は規制が厳しかったり仮想通貨に対する法人税が厳しいなどの事情で、まだわずか2例が行われたのみだ。
日本初のIEOは2021年7月にコインチェックに上場したHashpalette(ハッシュパレット)発行のパレットトークン(PLT)。この時期は仮想通貨市場が高騰していたこともあり、公募価格の4.05円だったものが上場直後に20倍以上の94円まで上昇するなどかなりの成功を見せた。
第2弾は2022年5月18日にGMOコインに上場した、サッカーチームのFC琉球が発行するFCRコイン(FCR)。このコインは公募価格が2.2円だったのだが、すでに仮想通貨バブルが弾けた時期の上場だったために上場直後から暴落。2023年2月現在で0.3円付近と公募価格の7分の1以下で低迷している。
パレットトークンも2022年以降は下げが続き、昨年末には6円まで下げたが今年に入ってから多少反発しており2月20日現在では13円台で推移している。結局公募価格を割ったことはまだ一度もない。
そしてIEOの第3弾、第4弾は今年春に続けて上場されることになった。第3弾は再度コインチェックに上場する、ブロックチェーン企業のフィナンシェ(FiNANCiE)が発行するフィナンシェトークン(FNCT)。
すでに2月21日から公募が始まることが決まっており、3月7日に抽選が行われ、3月16日に上場というスケジュールになっている。また公募価格は0.41円と発表された。
第4弾のIEOはDMM BitcoinとCoinbookの2社が共同で実施するので、おそらく両方に上場になると思われる。発行トークンはオーバースが発行するニッポンアイドルトークン(NIDT)というアイドルをテーマにした仮想通貨。
こちらは昨年6月頃に最初に発表され、今年1月23日になって「今春上場予定」ともう少し具体的な時期が発表された。ただし公募開始日や上場日などのスケジュールはまだ発表されていない。
すでに2021年の仮想通貨バブルが弾けた後なので、現在のIEO参加は慎重にしたい。1つの目安として、公募終了までに目標額に到達するかどうかでそのトークンの将来性がわかる。
パレットトークンは募集開始からわずか6分後に「目標額の9億円に到達」と発表され、それだけ人気があったことがわかる。それに対してFCRコインは上場まで「目標に到達」との発表がなかった。
株のIPOと違ってこのような発表があるので、そのトークンがどれだけ人気があるかわかりやすいのがIEOだ。
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