Googleの親会社であるアルファベットが、1日のNY株式市場終了後に10~12月期の決算を発表。市場の予想通り増収増益で、パンデミック下におけるネット企業の好調な業績を改めて示した。
Googleの親会社であるアルファベット(銘柄コード:GOOGL)が、1日のNY株式市場終了後(日本時間2日早朝)に10~12月期決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の569億ドル(約6兆5000億円)から32%増の753億ドル(約8兆6200億円)で、市場予想の720億ドル(約8兆2500億円)を上回った。
純利益は前年同期の152億ドル(約1兆7400億円)から35%増の206億ドル(約2兆3600億円)。EPS(1株あたりの利益)は市場予想の27.17ドルを上回る30.69ドルだった。
部門別で見てもほぼ全ての部門で増収だった。基幹となるGoogleサーチ部門は、売上高が前年同期比36%増の433億ドル(約4兆9500億円)。YouTube広告部門は同25%増の86億ドル(約9,850億円)。Googleネットワーク部門は同25%増の93億ドル(約1兆600億円)。
その他Google部門は同22%増の81億6000万ドル(約9,300億円)。Googleクラウド部門は同45%増と大きく伸びて55億ドル(約6,300億円)。その他部門だけは前年同期から8%減少して1億8000万ドル(約205億円)。そしてヘッジ利益が2億ドル(約228億円)だった。
また10~12月期の発表をもって2021年の通年決算も確定。2021年の売上高は前年の1,825億ドル(約20兆9000億円)から41%増の2,576億ドル(約29兆5000億円)だった。また純利益は前年の402億ドル(約4兆6000億円)から89%増の760億ドル(約8兆7000億円)、EPSは112.2ドルだった。
好調な決算を受け、発表後の時間外市場でアルファベット株は上昇。1日を2,752.88ドルで終えた同社の株は、時間外市場で10%ほど高い3,040ドル付近で推移している。アルファベット株の史上最高値は昨年11月につけた3,019ドルなので、このまま市場が始まれば最高値を更新することになる。
アルファベットのサンダー・ピチャイCEOは、決算発表と同時に行われた会見で「AIに投資することで弊社の製品が個人や企業に有益な体験を提供し続けている」と述べた。
アルファベット株は2月1日の終値時点で時価総額が1兆8000億ドル程度だったので、2日のNY株式市場で10%以上上昇すれば同社として初の2兆ドル超えも視野に入る。最近はGAFAのような巨大IT企業に対する風当たりが強まっているものの、Googleは全く意に介さず成長を続けている。
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