Facebookの運営会社であるメタ・プラットフォームズが、27日のNY株式市場終了後に1~3月期の決算を発表。増収減益だったが前期比でユーザー数が増加に転じていたことを好感し、発表後のNY市場で同社の株が高騰している。
SNSのFacebookを運営するメタ・プラットフォームズ(銘柄コード:FB)が、27日のNY株式市場終了後(日本時間28日早朝)に1~3月期の決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の262億ドル(約3兆4000億円)から7%増の279億ドル(約3兆6500億円)で、市場予想の283億ドル(約3兆7000億円)を下回った。
純利益は前年同期の95億ドル(約1兆2400億円)から21%減の74億6000万ドル(約9,800億円)。EPS(1株あたりの利益)は2.72ドルで、市場予想の2.56ドルを上回った。
全世界のユーザー数を見ると、Facebookに毎日一度はログインする日間アクティブユーザー(DAU)は前年同期比4%増の19億6000万人。毎月一度はログインする月間アクティブユーザー(MAU)は、前年同期比3%増の29億4000万人。
WhatsAppやインスタグラムなどを含めたグループサービス全体のDAUは前年同期比6%増の28億7000万人。MAUは前年同期比6%増の36億7000万人だった。
前期・10~12月時点の決算発表ではFacebookのDAUが前期より減少していたため、発表直後の2月3日には株価が26%も暴落。しかし今期は前期よりも3,100万人増加していたことを投資家が好感し、4月27日を174.95ドルで終えた同社の株は時間外市場で一時20%も暴騰。28日のNY市場開始直後にも前日比10%以上高い水準で推移している。
メタ社は現在Facebookが主な収益源であるが、将来的には現実とバーチャルを融合した新しい概念メタバースを基幹事業としていく計画がある。そのためメタバース事業には日本円にして1兆円以上を投資する計画を発表。社名も2021年10月に現在の「メタ・プラットフォームズ」に変更した。
そして同社は2021年10~12月期から、Reality Labs部門としてメタバースや拡張現実(AR)を扱う部門の決算を発表している。
今期のReality Labs部門の売上高は、前年同期比30%増の6億9500万ドル(約910億円)だった。しかし損益は29億6000万ドル(約3,880億円)の赤字で、前年同期の18億ドル(約2,350億円)より赤字額が拡大していた。同部門は決算数字発表を開始した前期も33億ドル(約4,300億円)の赤字で、黒字化にはまだ時間がかかりそうな気配になっている。
そして来期4~6期の売上高は280~300億ドル(約3兆6500億~3兆9300億円)との見通しを示した。GAFAと言われていたが他の3社に比べて最近は業績・株価ともにやや遅れていたメタ社だが、ここにきて復活の兆しが見えてきた。
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